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2011/07/02

生物学的面倒の朝

今朝、ひさびさにゆったりと眠れたなぁ、と思いながら起きたら、二の腕を小さなアリが這っていた。
寝室は2階である。
いったいどこから侵入したのだろうと観察したところ、窓枠と柱の隙間らしい。

とりあえず、こんの生理的欲求を処理すべく、散歩に行く。
すると、駐車場(というか庭への通路というか)に、パラパラと土くれが落ちていた。

20110702_1_ss

最初は、よその犬が土を蹴り散らしたのかと思ったが、よくよく見ると、土くれというより、コケの塊である。
その周辺にコケは生えていない。

20110702_2_ss

それだけでなく、車の上にもコケが落ちていて、フロントガラスに土が付いていた。
ここで気付いた。
犯人は、いや犯鳥は、スズメだ。
ウチの瓦の隙間に作る巣の材料にしようと、近所の庭(あるいは、盆栽?)からコケを運んだのだろう。

20110702_3_ss

毎年巣を作るあたりを見てみると……やっぱり、瓦の隙間からコケがはみ出していた。

こんの用足しを終えてから、アリの侵入経路と思しき隙間に殺虫剤を散布。

ワシは「害虫」の駆除には基本的に殺虫剤は使わず、他の方法が使えない場合のみ、限定的に使用する。
アリの場合、庭にいるなら気にしないが、屋内に侵入した場合には、その経路を断つことにしている。
アリの社会という集団的知性体が伸ばしてきた触手に火傷を負わせて、「こちらに来てはいけない」と躾けている。
……というような気持ちでいるのだ(集団的知性が存在するのか、それを躾けることができるのか、躾けるほどワシは偉いのか、というように、疑問点はいっぱいあるから、気持ちだけ、だけどね)。

スズメの落としたコケは玄関先に移植して、車の上に飛び散った土は如雨露で洗い流した。

こうしてようやく、生物学的にもたらされた混乱……というか面倒な事象を収集し、ようやく朝食をとることができたのである。

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