初夏の熱帯夜
最高気温が30℃を超える真夏日に、最低気温が25℃を下回らない熱帯夜。
梅雨の中休みとは思えない日々が続く。
だが、所詮は初夏である。
いくらだるくても、寝苦しくても、真夏とは違う。
セミの声がしないから。
ましてやここは静岡県、温暖化にともなって北進を続けるクマゼミの鳴き声に包まれる地域である。
クマゼミの声がしない分、涼しいと思わなければ。
それはさておき、今週はじめというか先週末というか、日曜日は朝から激しい下痢に悩まされた。
寝入りばなと明け方の温度差が大きいので、風邪を引いたのかもしれない。
まぁ、下痢だけで済んだので、夕方には今年2回目の庭の草刈りをした。
ネジバナ(モジズリ)が良い感じに咲いているので、それを避けて刈り込むと、さっそくこんが腹ばいになった。
刈ったばかりの芝の上は、ひんやりして気持ちが良いのだろうか。
腹が不安だったので休日の活動は草刈りだけ。
あとは、本を読んで過ごした。
読んだ本は、高木仁三郎著『原子力神話からの解放』。
10年前、JOC 臨界事故の直後に書かれたこの本を読んでからニュースを見ると、まぁいろいろと腹立たしいこと。
昨日、会社で昼休みにネットを眺めていて、この国の行く末が心配になった。
なにしろ、放射性物質による被害が具体的にどのようになっていくのか、まったく予測が付かない。
それなのに、「福島では誰も死んでいない」とか「飛行機に乗るほうが危険だ」とか、アホなことを言うバカ(これで最大限の侮辱表現だからね)が存在できるのはなぜだろう?
前を向くためには正しい知識が必要だが、重いぞ。
日経メディカルオンライン
「福島原発事故における被ばく対策の問題-現況を憂う(その1/2)」
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/opinion/mric/201106/520397.html
「福島原発事故における被ばく対策の問題-現況を憂う(その2/2)」
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/opinion/mric/201106/520398.html
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