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2011/06/21

雲骨記(うんこつき)

夜の散歩から帰り、PC を起動してソフトウェアのインストールやテストをしていたら、なんだか左足の膝のあたりがかゆい。
ズボンに焦げ茶色の3mm角くらいの塊が付いている。

泥か? チョコレートのかけらか? ……と思ってにおいを嗅いでみたら、臭かった。
こんのウンコである。

公園を散歩中、よその柴犬に吠えかかりそうになったので押さえたとき、用を足して間もない肛門が左膝と接触したのだろう。

まぁ、犬を飼ったり子供を育てたりしていれば、服や手にウンコが付いたくらいで大騒ぎしていられない。
ペット用ウェットティッシュで拭き取り、手を洗って終了(ズボンは翌日、他の洗濯物とは別にカミさんが洗濯)。

……というわけで、漢字だけ見ると格好良さそうだが音(おん)がしょうもない表題は、昨夜の事故、いや事象に由来するのだ。
具体的にウンコ付きとなるような事象は子供と犬の成長とともに減ったが、世の中ウンコのような事象まみれだ。
いっそのことブログのタイトルそのものを「雲骨記」に変えてやろうかと思ったが、カミさんに止められた。
「雲骨記」より「科学的逍遙日誌」のほうが良いそうである。

それにしても不思議なのは、ズボンにウンコ(以下、糞と書く)が付いてしばらくたってから、ズボンを履いた脚がかゆくなったことである。
赤ん坊がおむつかぶれになり、痔持ちが炎症に苦しむことから推測できるとおり、糞からは皮膚に作用する、揮発性の刺激物質が出ている。
その正体は、糞の中にいる細菌が生成するアンモニアである。
皮膚にアンモニアが吹き付けられると、かゆくなるだろうか? ちょっと試すのはイヤだな。臭いから。

一方、糞からはインドール、スカトール、メルカプタンなどの悪臭物質も発生する。
そもそもなぜ、これらの物質の臭いを「悪臭」と感じるのか、というと、病原菌や寄生虫卵を含む糞を「身近に起きたくない」からだろう。

いや、この書き方は正しくない。
糞を「臭い」と感じ、遠ざける個体のほうが、臭いと感じない個体よりも、感染症や寄生虫によって苦しんだり死んだりすることが少なかったろう。
糞を「臭い」と感じる遺伝子を持っているほうが、生存に有利で、より多くの子孫を残すことができたと考えられる。
「悪臭」は進化の産物なのである。

さて、最後にはちょっと科学的になったかな?

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