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2011/04/12

ノーマンズランド

福島第一原子力発電所の事故は、国際原子力・放射線事象評価尺度(INES)の評価指標を用いると「レベル7」だそうだ。
チェルノブイリと同じレベルである。
http://scienceportal.jp/news/daily/1104/1104121.html

「日本の原発はチェルノブイリとは違う」という話を何度聞かされたことか。
確かに、チェルノブイリと日本の原発は、原子炉のタイプが違う。
しかし、環境中への深刻な放射性物質の漏出という結果は同じではないか。

いったいどれだけ、非科学的な嘘があったのだろうか。

原子力発電をやめれば、電力不足に陥る、昭和30年代の暮らしに戻りたいのか、なんていう脅しめいた話もあった。
この話の持って行き方そのものが、非科学的だ。

本当に電力不足になるのか?
いま、節電して何とかなっているのはなぜか?

節電・省エネルギー技術が進んでいるのだから、今後必要な電力は減っていく可能性はないか?

太陽光や風力などの再生可能エネルギーは不安定だし、電気は溜められないので、最大消費量に合わせて発電する必要がある、というのは本当か?

先の見えない核燃料サイクルのブレイクスルー(技術的突破)を待つより、スマートグリッドや蓄電システムに科学技術開発投資したほうが、より「現実的」ではないのか?

福島県の市町村の中には、1年間の積算放射線量が20ミリシーベルトを大幅に超えると予想される地域もあるそうだ。
http://scienceportal.jp/news/review/1104/1104121.html
嘘をついてきた人たちは、故郷をノーマンズランドに変えられてしまったひとびとに、何か言うことはないのだろうか?

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