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2011/04/06

春は巡り来る

サクラはまだ三分咲きから五分咲きといった感じだが、庭はハナニラやらユスラウメやらレンギョウやらでにぎやかになった。
惑星地球は(少なくとも)数千万年変わらず地軸を傾けたまま太陽の周りを公転し、北半球にまた春が巡って来る。

その地球がちょっとばかり身震いしたために、地表の様子は(全体から見ればごく一部だけど)大きく変わってしまった。

先週末、末息子が東京の大学に入学した、ということで、宮崎から友人が出て来たので、ワシも東京へ出向いて一緒に飲んだ。
彼の住む宮崎県の高原町は、東北太平洋沖地震が起こるまでは、幾度となくニュースに登場していた。
霧島山系新燃岳にほど近いので、火山灰の降灰の被害を被っている。

現在のところ噴火は落ち着いているが、今後梅雨に向かって雨が増えると、降り積もった火山灰が土石流となって流れてくるのではないかと心配していた。

春になったら米を作る、ほかにもいろいろ試してみるつもりだ、と言っていたが、補償を含めて厳しいことは多い。
それでも、まぁ何とかやってみると笑う彼の顔を見て、逞しい百姓になったなぁ、と、ちょっとうらやましかった。
大学を出てから三十年とちょっと。
「百姓」が尊称である母校であるが、本当に百姓として生活している卒業生は、それほど多くはない。

サラリーマンとしてゆるゆると生活してきたワシは、……と書こうとして、イヤイヤ、それほどゆるゆると生活してきたわけではないなぁ、と思い返した。
おまけに今は、計画停電やら流通の混乱やらの影響もあって、仕事が通常通り進まない。

ゆるゆると春の中を回転している地球上の1点に居ながら、痛い頭を抱えて冷や汗をかいているのだった。

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