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2011/02/24

禁グレープフルーツジュース

高脂血症、高コレステロールの治療のため、コレステロール値を下げる薬を飲んでいる。
これまで飲んでいたクレストールの効果で、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)の値が正常値まで下がったのは良いのだが、肝臓の数値が悪くなった。
クレストールが効き過ぎたのかもしれない、ということで、もう少し作用の穏やかなリピトールに替わった。

薬局でもらったリピトールの説明書を読むと、「グレープフルーツジュースを飲むな」とある。

グレープフルーツジュースが何で危険なのか、調べてみた。
リピトール(一般名アトルバスタチンカルシウム)は、肝臓における HMG-CoA 還元酵素の作用を阻害することで、コレステロール合成を阻害する。すると、肝臓で必要なLDLコレステロールを血液中から回収することによって、血液中のコレステロールが少なくなる(コレステロール値が下がる)。

ちなみに、LDLコレステロールは「悪玉」扱いされているが、細胞膜や神経伝達物質、ホルモンの材料だから、けっして「不要物」ではないのである。なくては困るのだ。
必要なのだけど多いと困る、という点では、塩分や糖分、ビタミンなどと同様である。

さて、どうもグレープフルーツには、スタチン系高脂血症薬を分解する酵素の作用を阻害する成分が含まれているらしい。
薬が分解されないということは、いつまでも作用が続くということだから、危険なのである。
リピトール本来の作用であるコレステロール合成阻害が効き過ぎればコレステロール値が下がりすぎるし、副作用である肝臓機能障害や筋肉の分解(横紋筋融解症)が出てくる可能性が高くなる。
リピトールを飲んだ上に、グレープフルーツやザボンやブンタンやスイーティを食べたり、ジュースを飲んだら、えらいことになってしまうのだ。

こういうとき、人体とは、生化学的な機械であることを思い知らされるねぇ。

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コメント

私は薬を飲み始めて四日目です。167です。コレステロール値がどのくらいあって 薬を何日飲んでどのくらい減少したのか?良かったら 教えていただけませんか
心配なのでお願いします。  

投稿: 阿部 | 2011/04/24 13:44

2010年10月29日、LDLコレステロール値は211でした。11月22日からクレストールを飲み、2ヶ月後の2011年1月24日、LDLコレステロール値は96まで下がりました。ちょっと下がり方が急すぎるのと、GOT47、GPT63と、肝臓の数値が悪くなったので、2月からリピトールに変えたのですが、3月18日にはLDLコレステロール105でした。
良好な状態ですが、口が渇くなどの副作用があるので、投薬を2日に1回に減らしています。これで2ヶ月後くらいにまた血液検査をして、様子をみることになります。

投稿: M.SHI. | 2011/04/24 23:15

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