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2011/02/17

オウム死刑囚の孤独

昨日(16日)、オウム真理教によるテロに用いられたサリンを製造した土谷被告の死刑が確定したと報じた朝日新聞の記事に、「孤独」の文字があった。

元「直弟子」の深い孤独

社会に対する疎外感から宗教に走り、犯罪に手を染め(手を貸し)、あげくに教祖に裏切られる。
科学的知識を持ち、技術があっても、科学的思考ができていなかったことのツケだろうか。

幻覚を神秘体験と思い、自分の脳内の現象を実在する超常現象と思い込む。
修行といいながら山に登るでもなく滝に打たれるでもない。
霊峰富士と呼びながら、その麓で個室にこもる異常さ。

それをなぜ疑わなかったのか。
科学とは疑うことだと学ばなかったのか。
学んだことを疑ってみることもなかったのか。

疑うな、信じよ、という言葉に弱い人は、孤独を恐れているのだろうか。

人はみな、孤独なのに。
誰とも思考を分かち合うことはできないのに。

だからこそ、語り合い、助け合い、付き合いづらくても我慢しなくてはならない、ということに気付かなかったのか。

もちろん、疑うことなく語り合ったり、助け合って犯罪行為に走ったり、妙な教祖に我慢して付き合ったりしてはイケナイのだけどね。

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