パワースポットに行けて良かったです
最近耳障りなコトバが二つある(ほかの耳障りなコトバは『科学的逍遙』の「不得手語」参照)。
>パワースポット
>良かったです(楽しかったです、嬉しかったです、etc.)
パワースポットについては、TVなどで「パワーがもらえる場所」として紹介されたりパワースポット詣でブームだったりするのがイヤなだけで、森や神社(よく考えたら森⊇神社だね)が嫌いな訳ではない。
むしろ木や水のあるところは大好きで、そういう場所に行くとホッとする。
……人がゴチャゴチャ居なければ。
パワースポットにパワーを貰いに行こう、なんていう人間は、最初から思い違いをしているのではないか。
木や水のあるところで静かにたたずんでいるとき、満たされてくるのは「自分の」精神的なポテンシャルエネルギーであって、決して外部から注入されるナニカではない、とワシは思うのだ。
もう一つの「良かったです」などは、最近、若者の言葉遣いとして気になるものの一つである。
何とも childish な感じがするのである。
どうしても、アニメ『ゴールデンエッグス』の子供の作文朗読を思い出してしまうのだ。
エントリーシートに書いてあったとしたら、そしてワシが人事担当者であったとしたら、落とすかもね。
とくに社会人であれば、せめて「良かったと思います」とか「良い経験でした」とか、大人らしい言葉遣いをして欲しいものだと思う。
| 固定リンク
コメント