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2010/10/18

秋の夕暮れは早い。人生は短い。

二十数年前の祖父の火葬の際、煙突から昇る煙を見た。
先週の祖母の火葬の際には、煙突を見上げることもなかったが、そもそも煙突から煙が出なくなっているようだ。
ダイオキシンその他の規制が厳しくなったからだろうか。

なんてことを考えたのは、以前「百の元素になって」にも書いたが、人体を構成する物質の大部分は、水蒸気と二酸化炭素、窒素酸化物となって地球の物質循環へと戻るからだ。
カルシウムをはじめとする金属元素(いわゆるミネラル)は「お骨」として残るわけだが、質量としては小さい。
「95歳の女性としては、立派なお骨です」と火葬場の担当者が言っていたが、骨壺に入ってしまうのだから、人体の大部分は大気中に拡散するわけだ。

そういえば、この火葬場の担当者がアンジャッシュの渡部と川越シェフを足して2で割ったような風貌・歳格好だった。
ようするに若い人なのだが大変にていねいであった。
彼もまた「おくりびと」なのだよなぁ、と思った。

このところ正月などに実家に帰ることが少なかったので、親戚一同と会うのは久しぶりだった。
イロイロと悪いことも教わった叔父貴たちは還暦を過ぎ、仮面ライダーごっこやウルトラマンごっこの相手をした年下の従兄弟たちも四十を過ぎて子持ちとなり、ということから否応なく自分の歳も思い知らされる。

秋の日暮れが早いのと同様、自分の人生の先もそう長いものではない。
少なくとも半分は過ぎてしまったのだと思うと、やり残したことが気にかかる。
まずは木の葉が落ちる前に休みを取って、山に行かねば。

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