Webサイトの配色は難しい
ワシのメインのサイト「科学的逍遙」(2020年に閉鎖)の配色を変えようと思った。
庭のカツラの葉っぱからサンプリングした緑色をリンク文字列や見出しの背景などに使っていたのだが、ブラウザ標準とかけ離れているからだ。
ブラウザ標準にしておいたほうが、戸惑う人が少ない、つまりユーザに優しいサイトなのだ。
ブラウザ標準のリンク文字列は、おおむね、未訪問が青、訪問済みが赤紫、といった具合である。
これらの色にマッチする配色は、青系統かモノクローム(グレー系)だろうか。
というわけで、まずサイトのアイコン(80×80px)を作った。
Inkscape を使って、Macintosh の Aqua インターフェースのボタン風の青いアイコンを作ってみた。
これに合わせて、見出しの背景などを水色~空色っぽい色にしてみたのだが、どうもしっくりこない。
しっくりこない理由を考えてみると……。
- RGB値をちょっといじると、緑色っぽくなったり紫っぽくなったり灰色がかったりして、クリアな淡い青色がうまく作れない。
- 庭や風景、植物のクローズアップの写真が多かったりするので、緑色のほうがしっくりくる。
- リンク色を標準にすると、リンク文字列が目立ちすぎる。
- そもそも Wiki はリンク文字列がたくさんあるものだから、目立つ色だとウルサイ。
さんざん悩んだ挙句、緑色系から変更するのをやめて、青いアイコンの色を緑色にするだけにした。
アイコンの色の変更は、GIMP の色相変換で一発。
↓
うーむ。
リンク文字列が適度に目立つようにするにはどうしたら良いか、まだまだ試行錯誤を続けなければならないようだ。
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