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2010/06/08

モダンタイムスとカエル

残業しての帰り道、クルマを運転しながら、会社から退けるときも機械と付き合わなければならんのか、と思った。
会社ではほぼ一日中、PCやMacと向き合って、InDesign(レイアウトソフト)やIllustrator(図版作成ソフト)やPhotoshop(画像編集ソフト)を相手に微妙なマウス操作をしたり、MO(光磁気ディスク)やCD-Rにデータを書き込んだり、メールのやりとりをしたり。
人間と向き合っても、フォントをどうするとかデータの仕様をどうするとか、そんな話ばかりだ。

ふと、チャップリンの映画『モダンタイムス』を思い出す。
利便性を求めて、機械に使われる社会。

このところ、「一日中楽しめる、一生かかっても尽きない楽しさ」というようなiPadのCMを目にする。
たまには、機械に触れずにいたくなったりすると思うのだが。
……といいつつ、こんな文章をポメラで書いているのだが。

ウチに帰ると、こんが飛びついてきて、激しく顔をなめ回す。
すぐに着替えて散歩に出ると、近所の田圃ではカエルが大合唱。

ツチガエルやアカガエル、トノサマガエルなど、何種類かの声が混じり合う。
ちなみに、ウチは静岡東部なのでグアグア鳴いている大きめのカエルはトノサマガエルだが、箱根を越えるといないのだそうだ。
関東地方にいるのは、近縁のトウキョウダルマガエルである。
もっとも、並べてみても見分けられるか自信がないが。

いったいどういうつもりで出てくるのか、道ばたに何匹もカエルがいる(なぜか、こんはカエルには興味を示さない)。
さらにどういうつもりか、道を渡ろうとする。
そして運が悪いヤツは、クルマに轢かれて道路のシミとなる。
数億年前から連綿と続くカエルたちの血統が、モダンタイムス(現代)においては、機械に押しつぶされて終わることがあるのだ。

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