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2010/05/16

オオカミがイヌになったわけ

休日、室内やウッドデッキなどでボーッとしていると、こんに撫でろと迫られる。
ワシの横に座り、片方の前足を上げて招き猫のように振るのだ。

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こんが起きていて、食事や散歩などの活動をしていないとき、かなりの時間、撫でたり掻いたりしているような気がする。
午後の傾きかけた日差しの中で、耳の後ろを掻けと言う(言葉で言うわけではないが、掻いてほしいところを差し出すのだ)。
こんの頭を掻いたりさすったりしながら、こんなことを考えた。

イヌ(カニス・ルプス・ファミリアリス)の祖先は、オオカミ(カニス・ルプス)である。
というか、家畜化されたオオカミがイヌなのだ。
オオカミは変異しやすい遺伝子を持っているため、多様なイヌの品種が生まれたのだそうだ。
そのイヌのうち、オオカミに近い形質のもの(ハスキーなど)は、現在でもオオカミとの雑種をつくることができる。

オオカミがどのようにしてイヌという家畜になったのか、その過程は不明である。
なにしろ数万年前のことだからね。
動物行動学者コンラート・ローレンツは『人イヌにあう』(早川書房)の中で、移動するヒトの群れについて歩くオオカミの群れや、オオカミの子を育てるヒトの子を想像している。

なぜ、オオカミはヒトに近づいたのか?

ヒトの狩りに協力することで、ヒトからおこぼれをもらうことができたから、といった理由もあっただろう。
ひょっとして、病気で弱っているときとか、幼いときなどに、ヒトに撫でられる、という経験をした個体が、そのときの快感を忘れられず、また撫でて欲しくてヒトについて回った、なんてことはないだろうか。

つまり、オオカミはヒトに撫でて欲しくてイヌになった、とする仮説である。
もちろんこれはワシの思い付きであり、検証不能だろうが、こんがしょっちゅう撫でてと寄ってくるのをみると、そんなこともあったのではないかと思ってしまうのである。

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