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2009/10/01

根本順吉さん死去

「さん」付けで書いて良いのか、ちょっと悩んだが、直接教わったわけではないので「先生」も変だから「さん」にしておく。
教わったことはないが、話をしたことがある。
電話を取り次いでいただいただけだが。
穏やかな方であった。
ご冥福をお祈りする。

さて、根本順吉さんは気象学者として、一般向けの書籍を何冊も著している。
そうした書籍の中で、地球温暖化が進むと氷河期に突入する可能性があることを示唆されていた。
1980年代のことである。

現在、地球は氷期(氷河期)と氷期の間の温暖な時期(間氷期)で、これから氷期に向かって寒くなっていくのか、それともさらに温暖になって両極の氷が融けるのかは解っていない。
地球温暖化が人類の産業活動に伴う温室効果ガスの放出によるのか、その他の(自然な)影響によるのか、という議論があるのも、地球環境の先行きが不明だからだ。
どうも、温室効果ガスの影響が無視できないのはかなり確からしいが……。

話を戻して、地球温暖化が進むと、なぜ氷河期への道のりが加速されるのか?
それは、平均気温が上昇することで両極の氷が融け、海へと流れ出すことによる。
これによって両極の氷原および氷山に覆われた海面が拡大し、地球全体の反射能(アルベド)が上昇する。
つまり、地球を外から見ると、白っぽくなって太陽光線が反射されやすくなる、ということである。

そのため、地球が吸収する熱エネルギー(太陽光線に由来する分)が少なくなり、地球は寒冷になる。
そして氷河期へと向かう、というシナリオである。

実際には、温暖化の進行とともに氷河は後退し(融けて消え去り)、氷床から流れ出した氷山も暖まった海水に融けて消えている。
……根本仮説のように、氷河期へ向かうことはなさそうだ。

ところが、最近の海水循環の理論を背景に、温暖化が氷河期の到来を加速するという仮説が提唱されている。
しかも、ディザスター(災害)パニック映画の中で、である。
その映画は、『デイ・アフター・トゥモロー』。
この映画へは、また別途イロイロと突っ込んでみたいと思っている。

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