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2009/08/21

使役動物の知能

昨夜というか今朝というか、午前1時近くに、こんが2階の寝室からドタドタと降りてきた。
1階の居間で歯を磨いていたワシの前を、視線を合わせて通ってから、掃き出し窓の前に座って、右前足で窓ガラスを掻くようなしぐさをした。
窓を開けろということなので、窓と雨戸を開けて庭に出したら、下痢のようだった。

 

おなかの調子が悪く、便意を催したのだろう。
似た話をコンラート・ローレンツも『ソロモンの指輪』に書いている。
犬を飼っている人にとっては、よく体験する行動なのだろう。

 

自分の寝床で用を足さない、というのは、野生動物(および数万年前まで野生だった動物)の本能行動である。

 

問題は、その後のこんの行動だ。
闇雲に出口を探すのではなく、ワシに窓を開けさせる、という高度な知能を要する行動に出た。
こんは、ワシを使役動物として使って、窓を開けさせたのだ。

 

通常、使役するほう(たとえば、ヒト)が使役されるもの(たとえば、ウシやウマ)よりも知能が高いと考えがちだ。
しかし、案外、知能の高い低いとは関係なく、「使役するには知能が必要だし、使役されるほうにも知能が必要」というだけのことではなかろうか。

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