« 検閲の恐ろしさ | トップページ | かぐや月に還る »

2009/06/09

原子力発電はなぜ胡散臭いのか

真面目に原子力発電に取り組んでいる人には申し訳ないのだが、どうにも原子力発電は胡散臭い。

その胡散臭さは、説明不足から来ているのだろうか。

例えば、先日中部電力浜岡原子力発電所の1号機・2号機廃炉のお知らせのチラシが、新聞広告と一緒に折り込まれていた。
そのチラシの中に放射性廃棄物をどう処理するかを説明するコーナーがあった。
しかし、最終的な処理の方法は、今後決定するとしか書かれていないのである。

説明不足どころか、怠慢なのか隠蔽なのか……。

もちろん、放射性廃棄物がこの先数万年間、放射線を出し続けることなど、どこにも書かれていない。
これまでの人類文明の存続期間より長い時間だよ?
その間、放射線を出し続けるようなモノを生産する工場が、なんで「エコ」なの?

そのへんのところをキチンと説明しない限り、原子力発電の胡散臭さは解消しない。
「安全に処理できるよう、万全を期して努力を続けてまいりますのでご安心ください」なんてことを言われて安心する人が居ると思っているのだろうか?

ワシは科学の進歩は人類の生存のために必要不可欠だと思っているが、科学技術の誤った運用(戦争とか公害とか)には注意すべきだと思っている。
そこで、核燃料サイクルの確立に失敗した時点で、原子力は「正しい」発電手段ではなくなったと考える。

ときたま朝日新聞朝刊の天声人語の脇に原子力なんたら文化なんたら、という天下り受け入れ組織みたいなの(違ったらすみません)が宣伝を載せている。
そこに「原子力はエコだ」みたいなことが書かれているのを見て、胡散臭さがいや増す感じがしたのだが、納税者の皆さん、どう思います?

|

« 検閲の恐ろしさ | トップページ | かぐや月に還る »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 原子力発電はなぜ胡散臭いのか:

« 検閲の恐ろしさ | トップページ | かぐや月に還る »