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2009/05/15

民主主義の動作原理

カール・セーガンによると、「科学と民主主義は相性が良い」のだそうだ。
ともに、誰もが参加でき、仮説を述べることができ、仮説を現実に当てはめた結果が思わしくなければ修正することができるからだ。

したがって、科学にとっても民主主義にとっても危険なのは、権威による強制、盲従、思い込み、あいまいな言葉などだ。

そんなことが気になったのは、民主党の代表候補者がやたらを「愛」を口にしていたからだ。

言うまでもなく、人の生活に愛は必要不可欠である。
あえて言われるまでもない。
だが、愛の定義は、人によって異なる。
そこが問題なのだ。

いつなんどき、「国家への愛」とかにすり返られやしないかとヒヤヒヤしてしまう。

定義が難しいもの、個人により感じ方がことなるものを政策の象徴のように使うのは、あまり宜しくないのではないかと思う。

TVのニュースを見ていたカミさんいわく、「勉強したい人がお金の心配をせずに大学まで行けるようにする、とか、具体的な話が聞きたいわよね」。

高校中退理由のトップが「学費が払えないから」という貧なる国、ニッポン。
それなのに、政治家や政党には多額の企業献金が支払われる。

この企業献金とか、それから組織票とかいうやつが、また解らない。
企業というものは政治団体と異なるから、「同じ政治的理念の人の集まり」ではないはずだ。
その企業に属する個々の人々の意向を無視して特定の政治家や政党にお金を出すというのは、民主主義と相容れないような気がするのだが、どうだろう?
組織票も同様に、同じ組織だから政治的信条が同じというわけでもないだろうに。

お金もないし、徒党を組むのも好きでないワシには、このトシになってもよく解らないことが多い。
この国の民主主義は、正しく動作しているのだろうか。
修正することは可能なのだろうか。
修正できないとしたら、もはや民主主義ではないのではないだろうか。

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