« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »

2009/05/31

MR.BRAIN と右脳・左脳

Dvc00036ss

木村拓也主演ということで話題のTVドラマ『MR.BRAIN』を観た。
変人農家学者、じゃない、変人脳科学者が難解な殺人事件の謎を解く、というモノである。

ヒトが進化の過程で獲得した能力、意識的な行動とは別に活動している脳機能によって、謎解きが行われるところは面白かった。

しかし、どうにも承服しかねる点が二つ。

(1)右脳・左脳を「うのう」「さのう」とは言わないだろう。

「みぎのう」「ひだりのう」、より正しくは「大脳右半球」「大脳左半球」と言わないと、生物学的・解剖学的にはヘンだ。

参考:元祖【科学的逍遙】アーカイブ「うのうさのう?」
http://mshi.na.coocan.jp/whats/whats004.html

(2)科研の PC がピロピロ音を立てたり、びょんびょんアニメーションしたりはしないだろう。

新機能を面白がる素人ならばいざ知らず、プロは不要なアニメーションやサウンドは OFF にするものである。
とくにウィンドウの拡大縮小のアニメーションなどはCPUに無用の負荷をかけメモリを浪費するので、仕事をさくさく進めようと思うと邪魔である。

マウスに手を伸ばすのが面倒なのでショートカットキー(キーボードショートカット)を使い、さらにはGUIが煩わしいのでコマンドライン(DOS窓、コマンドプロンプト、シェルなど)を使う。
PC を仕事に使うとは、そういうことなのである。

職場を見渡してみるとわかると思うが、アニメーションを表示させて喜んでいるのは、コンピュータに詳しい(だけの)人だろうか、仕事のできる人だろうか?

まぁ、テレビ的には、コマンドを打ち込んで直ちに答えが出てくるのでは、面白みがないということなのだろうね。

ちなみに、映画の中のコンピュータのユーザインターフェースの間違いについては、ヤコブ・ニールセン博士がこんな記事を書いている。

映画の中のユーザビリティ -- 間違いトップ 10

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/05/30

今年4回目の草刈り

今年4回目の草刈り。
たぶん、4回目。
少なくとも、電動草刈り機を使って庭全体の草を刈ったのは、4回目。
ちょこちょことスズメノカタビラやハルジオンを抜いたりしていたが、大掛かりに草取りしたのは、1ヶ月振りである。

しかしまぁ、ドクダミやヘクソカズラの伸びる勢いの良いこと。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/05/27

先入観で問題の切り分けをしくじった

会社での話である。
Illustrator 8(古い!)の CID フォントがジャギー(ギザギザ)になってしまうので、直して欲しいというサポートを受けた。
そのトラブルのあった PowerMac G4 では、以前にも ATM(Adobe Type Manager)がコントロールパネルから消えてしまう、というトラブルがあったので、軽い気持ちで見に行った。

ところが、コントロールパネルの中に、ちゃんと [~ATM] がある。
このあいだちゃんと戻したのだから、当たり前である。
ATM コントロールパネルの [一般] - [ATM] はオンになっているし、[フォントをなめらかにする] にもチェックが入っている。

とりあえず、コントロールパネルに触ったので、再起動。
すると、起動にえらく時間がかかる。
起動に時間がかかるのは、不要な起動項目がたくさんあるからだから、オフにしてみることにした。

DTP 用途の Mac なのに、iTune が入っていたりする(誰だぁ~)。
片っ端からオフにして再起動すると、Apple Extended USB Keybord に必要なプログラムがない、と来た。

それらしい USB ドライバをオンにして再起動すること、数回。
何とか復旧するまでに、2時間ほどかかった。

そのうち、ふと、ジャギーが出るのは Illustrator だけじゃないのか? と思って Photoshop で試してみると、CID フォントがキレイに表示される。

くあぁ~……。
Illustrator の設定の問題かぁ。
[環境設定] - [一般] - [アンチエイリアス] をオンにしたら、解決。

最初に「ATM だろう」などと思わなければ、5分で解決したのに。

問題を解決しようとするとき先入観を持ってはいけない、ということを改めて思い知った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/05/25

週末の肉体労働

土曜日、晴れたので庭の手入れ。
草刈りをしようかと思ったが、よく見ると芝などはあまり伸びておらず、アレチノギクやヒメジョオンの類が葉を増やしつつある。
そういう直立型の草を手で取りまくろうかと思ったが、その上に茂っている木の葉が邪魔なことに気付いた。

午前中いっぱいかかってコデマリ、タラノキ、ヒメシャラ、エノキ、カキ、イチョウなんぞを汗だくになって剪定した。
大量の葉や枝は、細かく刻んでコンポスト(堆肥化容器)に突っ込んだり、庭の隅に積み上げたりした。
かさ張る枝も、刻むと少量になる。
刻んでおくと、土に還るのも早いしね。

こんは、最初は嬉しがって一緒に庭をふらふらしたり、刈りこみバサミのにおいを嗅いだり(鼻先を切り落としそうで危険である)、と楽しそうだったが、やがて暑いのかウッドデッキの下に潜り込んでいた。

午後、シンボルツリーであるカツラを切った。
二階の屋根に届きそうな高さになり、風が強いときにはポリカーボネート製のポーチの屋根を叩き割りそうだからだ。
何しろ、山では高さ20メートルの大木になるというから、「自然のまま」にしておくわけにもいかない。

ムスメに手伝わせて、人の背丈くらいのところで、幹を切った。
幹の太さは、片手で掴めないくらいだった。
切断部位から梢まで、およそ2メートル。
その枝葉を50センチメートル程度に切るのがまた一苦労だった(左手親指の爪をノコギリで切って少し血が出たが、まぁいつものことだ)。
さすがに大量の枝葉なので、庭では処理できないから可燃物として出そうかと思ったのだ。

幹と太い枝は残しておいて、乾かして焚き火に使おうかなぁ。

……というところで土曜は日も暮れ、日曜にいよいよ草を抜き、できればウッドデッキの塗装もやりたいなぁ、と思っていたら……。

雨。
しかも、午後は雷雨。

仕方がないので、午前中に買出しに行き、午後は本を読んだり、Webサイトを更新したり(「科学的逍遙/研究室/RV車は死角が大きいか?」参照)。

じゃあ、日曜日は肉体労働無しか、というと、そうでもない。
雷雨の合間を縫って、こんを散歩に連れ出したし、こんの抜け毛がひどくなってきたので、猛烈な勢いで手で梳いて毛を回収したし。
毛を梳いていると嫌がって手に噛み付いたりするので(もちろん甘噛みだが)、速さが必要だし逃げるのを追いかけなければならないし、ときには取っ組み合いになるし。

そんなこんなで月曜日となると右腕がだるい。
そのだるい腕でマウスを操作して、InDesign やら Illustrator やらの細かい修正作業をするのは、とてもつらかったりするのだが、まぁ、自業自得である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/05/19

新型インフルエンザ対策

いよいよ国内でも大流行となるおそれが高まってきた新型インフルエンザ。

予防的対策としては、やはり帰宅時の手洗いとうがい、そして人ごみに出るときにはマスク、くらいしかないか……。
昨日、「マスクでは防げないかも」と書いたが、国立感染症研究所感染症情報センター長の岡部信彦によれば、「飛沫感染を防ぐ効果はある」そうだ(「新型インフルエンザへの対応 - 第3回 正しく怖がることが大切」参照)。

飛沫感染、つまりくしゃみによってウイルスが広まることや、弱毒性といっても感染力が弱いわけではない、ということは、一般的に認知されているのだろうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/05/18

春の嵐

花びらに穴のあいたヒルザキツキミソウ
低気圧が去った朝、雨風に負けなかったヒルザキツキミソウが玄関先で揺れていた。
その花のうちの一輪の花びらに、丸い穴が開いていることに気付いた。
よく見ると、4枚の花びらのすべてに同じ大きさの穴が開いている。
つぼみのうちに虫に食われたのだろう。

低気圧は去ったが、嵐の予兆がある。
天候ではなく、世界的な人々の健康な生活に影響をおぼよす嵐である。
猛威をふるう新型インフルエンザは、経済活動などにどこまで影響を及ぼすだろうか。

新幹線の駅に向かう人々がマスクもせずに無防備なのを見ると、新幹線がインフルエンザ・ウイルスの媒介装置になるのではないかと不安になった。
新幹線が、西から東へと走る、培養器を満載したカプセルに見える。
車内では、皆さんマスクを着用するものと信じたい。

※マスクでは防げないかも知れないが、感染拡大防止の心構えが、個人個人にあるかどうかということである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/05/17

強毒ウイルスと弱毒ウイルス

H1N1インフルエンザウイルスの日本国内でのヒトからヒトへの感染が確認された。

TVニュースなどで、「今回のインフルエンザウイルスは毒性が弱いので、過度に恐れることはない」というように報道されることがあるが、これはちょっと違うのではないか。

弱毒性(低病原性)を「毒性が弱い」というように、文字通り解釈して、「大した症状は出ない」「感染しにくい」と勘違いする人が多そうで、よろしくないと思う。
低病原性ウイルスは、発症する部位が限られるので、症状が軽度な場合が多いのである。
今回のH1型ウイルスの場合、呼吸器や腸管で活性化するため、咳や下痢などの症状が出る。
もちろん、もともと呼吸器が弱かったり、他の病気で弱っていたりすると、症状は重篤になる。
また、「豚インフルエンザとサイトカイン・ストーム」に書いたように、若者のほうが症状が重くなる。

1918年から1919年のインフルエンザ(いわゆるスペイン風邪)の大流行(パンデミック)では、世界中で4000万人もの死者が出たという。
しかもそのヒトインフルエンザウイルスでさえ、致死率が数%なので、「低病原性」なのだ。
「高病原性」の鳥インフルエンザの場合、鳥の致死率は100%近い。
実際、1997年以降、鳥からヒトに感染したH5N1ウイルスの致死率は70%を超えている。

高病原性ウイルス、つまり強毒ウイルスがこのように「強力」なのは、ウイルスが全身で活性化するため、多臓器不全をもたらすからである。
このような強毒ウイルスと比較して「弱毒性」と呼んでいるのだ、ということを理解せずに、「大した症状は出ない」「感染しにくい」と思ってはいけないのである。

幸い、今回のウイルスにはタミフルなどの抗インフルエンザ薬が効くようである。
感染してしまったら、薬をもらって家でおとなしくしているのが一番のようだ。

参考:日経サイエンス2005年03月号「特集 インフルエンザの脅威」(このブログの記事「ウイルスは恐怖の対象か」参照)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/05/15

民主主義の動作原理

カール・セーガンによると、「科学と民主主義は相性が良い」のだそうだ。
ともに、誰もが参加でき、仮説を述べることができ、仮説を現実に当てはめた結果が思わしくなければ修正することができるからだ。

したがって、科学にとっても民主主義にとっても危険なのは、権威による強制、盲従、思い込み、あいまいな言葉などだ。

そんなことが気になったのは、民主党の代表候補者がやたらを「愛」を口にしていたからだ。

言うまでもなく、人の生活に愛は必要不可欠である。
あえて言われるまでもない。
だが、愛の定義は、人によって異なる。
そこが問題なのだ。

いつなんどき、「国家への愛」とかにすり返られやしないかとヒヤヒヤしてしまう。

定義が難しいもの、個人により感じ方がことなるものを政策の象徴のように使うのは、あまり宜しくないのではないかと思う。

TVのニュースを見ていたカミさんいわく、「勉強したい人がお金の心配をせずに大学まで行けるようにする、とか、具体的な話が聞きたいわよね」。

高校中退理由のトップが「学費が払えないから」という貧なる国、ニッポン。
それなのに、政治家や政党には多額の企業献金が支払われる。

この企業献金とか、それから組織票とかいうやつが、また解らない。
企業というものは政治団体と異なるから、「同じ政治的理念の人の集まり」ではないはずだ。
その企業に属する個々の人々の意向を無視して特定の政治家や政党にお金を出すというのは、民主主義と相容れないような気がするのだが、どうだろう?
組織票も同様に、同じ組織だから政治的信条が同じというわけでもないだろうに。

お金もないし、徒党を組むのも好きでないワシには、このトシになってもよく解らないことが多い。
この国の民主主義は、正しく動作しているのだろうか。
修正することは可能なのだろうか。
修正できないとしたら、もはや民主主義ではないのではないだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/05/13

猫対策まとめ

5年も前に掲載した記事「猫対策」にいまだにアクセスがあるようなので、まとめてみた。

化学的方法

  • 小便をして欲しくないところに食酢をスプレーする。
    • 古いシャボン玉液を混ぜておいた。シャボン玉液が余っていたからだが、洗剤の類(界面活性剤)は、「展着剤」として使えるのである。薬液が草やコンクリートなどの表面に着きやすくする効果を期待できるのだ。
    • 散布直後は、やはり酢くさい。
    • 食酢以外に、木酢液もくさくえき竹酢液ちくさくえきを使っても良い。
    • 雨が降ることなどによって、効果がすぐに薄れるのが難点。
  • ハッカ脳を撒く。
    • 要するにメントールの結晶である。防臭防虫効果を期待して、タンスの中などに入れるように、雑貨店などで売られている。
    • 雨が降るまで有効。
  • 市販の猫除けの粒剤を撒く。
    • ネコやイヌに有効とのことだが、ヒトにとっても臭い。
    • あまり臭くないものだと、効果がないようだ。
    • こんを飼うようになってからは使用せず。
  • 乾かしたコーヒー滓を撒く。
    • コーヒー滓や卵の殻を乾かすのが面倒なのだが、効果はあるようだ。
    • ただし、草が伸びてくると、埋もれてしまう。
    • 草が伸びたら、抜かずに高さ5~10cmで刈っておくと、猫が立ち寄らないようだ。

物理的方法

  • 枯れ枝を置く。
    • 枝分かれの部分を残すように短く切って、忍者のマキビシのように使う。
    • あまり効果なし。
  • 卵の殻を割って撒く。
    • あまり効果なし。土が軟らかかったり、草が生えていたりするとマキビシにはならないのだろう。
  • ウッドデッキの下に水糸を張る。
    • 釘を打ったりするのがけっこう面倒くさかったので、計画だけで実施せず。
    • ウッドデッキの下にたまった枯葉などを掃除するときの邪魔だし。
  • CDをつるす。
    • まったく効果なし。
  • ウッドデッキの下に「キャットストップ」というプラスチック製のスパイク(上向き)を置く。
    • 効果あり。
    • ただし、こんがウッドデッキの下に潜ったあと、痛がって出てこられなくなってしまったので撤去。

生物学的方法

  • 見掛けたら脅す(水鉄砲で水をかける、土くれを投げる)。
    • 近所で餌をもらっているらしく、あまりびびらない。
  • ネコの嫌いなハーブをあちこちに植える。
    • ルー(ヘンルウダ)をあちこちに植えた。効果には疑問あり。
  • イヌを飼う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/05/06

雨の休日

世の中は連休だったようだが、ワシの勤める会社は日曜以外の定休日はなく、各自で業務を調整して休みを取るので、ワシは1日おきに休んだ。
……ということで、渋滞する高速道路のTV報道を見ながら、近所の高架橋まで出掛けて行って、下で止まっているクルマでお困りの皆さんのために、飲み物や携帯トイレを販売したら儲かるだろうか、などと馬鹿なことを考えたりしていた。
ウチは子供が大きくなってしまったので高速道路を使って遊びに行く機会が減ったため、わざわざ高速道路を利用して「得した」と思う動機もない。
それに、政権交代が起こったりして高速道路の利用料金が全部タダになったらETCなんて無用の長物になるから、ETCも買い控えている。
……というわけで連休中の高速道路はTVで観るもの、となっていたのである。

なにしろ、雨である。
先月末には庭の手入れなどができたが、今回の休みは雨のため、何もできない。
洗車も、ウッドデッキのペンキ塗りも、こんのシャワーもできない。

仕方がないので、DVDを観たり本を読んだり「科学的逍遙」の記事を書いたり。
DVDは『アマデウス』と『I, ROBOT』と『笑の大学』を観たが、どれも二度目か三度目だ。

『笑の大学』を観ていて思ったこと。
憲法改正して再軍備を、なんて言ってる人たちは、それが他人の息子・娘・夫・妻・父親・母親に対して、「国家のために人を殺して来い」と命ずることを意味する、ということが解っているのだろうか。
解ってないとしても、そういうことなのだよ。
しかもひょっとすると「国家のために死んで来い」ということすら意味するのだよ。
違うかね?
ワシは、他人に「殺して来い」「死んで来い」なんて命ずることはできないなぁ。
それとも、戦争中だったらノリで「死んで来い」なんて言っちゃうもんなんだろうか?
だとしたら、戦争とはまさに狂気、集団ヒステリーだよねぇ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/05/03

テトラポッド、ヘキサポッドの歩行

一昨日、トライポッド(三本脚)の歩行のアニメーションを載せた。
ついでにテトラポッド(四本脚)、ヘキサポッド(六本脚)の歩行のアニメーションも作ってみた。

Tetrapods

Hexapods

四本脚の場合同時に二本の脚を、六本脚の場合同時に三本の脚を前へ踏み出せる。
そのとき、四本脚の場合は残りの二本、六本脚の場合は残りの三本の脚を接地しておける。
接地している脚の間に重心があるので、安定した歩行ができる。

上のアニメーションでは、一歩の歩幅と一コマの長さは同じにしてある。
それなのに、六本脚のほうがチョコマカしているように見えるのは何故だろう。
単に足の数が多いせいだろうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/05/01

トライポッドの歩行

ウェルズの『宇宙戦争』に登場する火星人の戦闘兵器がトライポッド、つまり巨大な三本脚のマシンである。
2005年の映画『宇宙戦争』では、このトライポッドが歩行する様子が描かれていた。

だが、三本脚というのは歩行するにはあまり向かないような気がする。
不整地に立たせるだけなら、四本脚より楽だけどね。

Tripods

一度に動かせる脚が1本、というところが不利なのかな?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »