タラノキの天麩羅を食う
昨日、庭のタラノキの芽の天麩羅を食べた。
タラノキの芽の天麩羅を食べるのは、我が家の春の行事のひとつである。
春といえば、昨日と今日、雨戸の戸袋の中のナミアゲハの蛹が羽化した。
戸袋の中に蛹が三つあり、そのうちの二つは昨日今日で羽化したが、三つめは羽化しなかった。
寄生バチにやられたのだろう、黒く変色して、腹の横に穴があいていた。
それと、今年第2回の庭の草刈り。
今回、スズメノカタビラが難物であることがわかった。
こんが小用の用足しをするあたりのスズメノカタビラが、じつに濃い緑色に瑞々しく茂っていたのだ。
そのスズメノカタビラを電動刈り払い機で刈ると、細い葉がブレードにまとわりついて、モーターに負荷をかける。
ヴィンヴインと苦しげな音を立てるのだ。
そこで草むらの上のほうから少しずつ刈れば良いかな、と試してみた。
最初のうちは良いのだが、細かくなり水気(というか切断面から飛び散る水)を帯びた葉が塊となり、ブレードがうまく回らなくなる。
硬いものに当たったときリトラクトするようになっているので、まともに刈れなくなってしまうのだ。
……ということで、スズメノカタビラが茂っていたあたりはトラ刈り状態である。
ああいう葉身の長い軟らかい葉は、鎌で根元の辺りから刈ったほうが良いようだ。
しかし、それでは「屈まなくて済むので腰痛対策になる」という、刈り払い機導入のメリットが減るなぁ。
……まぁ、臨機応変というのも雑草の生態的防除法の重要な要素であるから、仕方ないか。
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