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2009/03/19

実験計画を立てるのは難しい

最も効果的な、雑草の生態的防除法は何か?
……もっとも手をかけずに効果的に草を抑制するにはどうするか、ということである。
庭とか、公園とか、畑とか、空き地とか、そういうところのいわゆる「雑草」を、草花や芝や作物や安全を脅かさない程度に抑える……繁り過ぎないようにするには、どうするか?

もちろん、お金がかかって健康にも良くない上に、見映えが悪くて環境にも悪い除草剤は使わないものとする(除草剤を作っている会社の人には悪いが、ワシは化学的防除法が嫌いなのだよ)。

経験的に言って、何回か草刈りすれば、かなり効果的であることがわかっている。
問題は、その回数と時期だ。
何度も何度も草刈りするのは体力的にも(エンジン式刈り払い機を使えば)金銭的にも負担がかかる。
夏の暑い盛りも避けたいところだ。

……というわけで、年に何回、いつ草刈りをすると効果的か、調べてみようかと思った。
夏草は10月には成長しなくなるから、10月の段階で最も草の量が少ないのは、いつ草を刈った場合だろうか。

年に1回刈る場合:3月、4月、5月、6月、7月、8月、9月にそれぞれ1回刈った場合を考えると……おいおい、9月に刈った場合が最も少ないに決まっているじゃないか。
しかも、9月に草を刈る時点では、おそろしく繁りまくっているに決まっている。

「10月の段階で」と考えたのが、そもそもの間違いだ。
雑草の繁り方が作物の収穫量に及ぼす影響、なんていう実験だったら、こういう計画で良いのだけどね。
「見目麗しい」とは言わないまでも「常に不快でない程度」の草の量に抑えるにはどうする、という目的と相容れないのだ。

う~ん、もういっぺん考え直しだが、あんまり長考していると、庭の草が伸びて実験どころではなくなってしまう。
これがまた、生態学実験の難しいところだ。
1年に1回しか実験ができないのだから。
毎年頑張って実験しても、一生に数十回しかできない。

だからこそ、1回で色々なことがわかるような、効果的な実験計画が必要になるのである(と偉そうなことを書いているが、大学を出てから生態学実験をやったのは数回だぞ。卒論以外の論文は2編しか書いてないぞ。そのうち1編は審査で落ちたぞ。情けないなぁ。まぁ、「自由研究」程度なら、今でもいろいろやってるけどね)。

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