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2009/03/14

情報総合学

花粉症なんだか風邪引いたのか蓄膿か、頭が痛くて今日は午後ずっと寝ていた。
途中トイレに起きたのだが、居間に入ることができなかった。
ムスメがピアノでアンジェラ・アキの「手紙」を練習していたからだ。
頭痛のとき、ピアノの音が響いていると、結界みたいなもので侵入不可能になってしまう(「閃輝暗点」参照)。
夕食後、少しばかり頭痛が残ってはいるが、どうにか復活した。

さて、本題。
日頃仕事していて、どうも議論が噛み合わないことがある。
(自分を含めて)守備範囲が違うので、見えていない部分があるのだ。
いろいろなプロジェクトの会議に出ていると、プロジェクト間の連携が取れていないなぁ、と思うこともある。

そのとき、ふと思い出したのがA.E.ヴァン・ヴォートの小説『宇宙船ビーグル号』に登場する架空の学問、「情報総合学」である。

ビーグル号は未知の惑星を調査する恒星間探査船である。
1000人の科学者や軍人を乗せた巨大な宇宙船、という設定は、『スタートレック』に似ている。
というか、『スタートレック』のほうが、『宇宙船ビーグル号』を参考にしたのだろうか。
何しろ『宇宙船ビーグル号』は(第二次世界大戦直後の)1950年の作品なのである。

未知の宇宙生物や未知の文明との遭遇に際して生じる危機に直面したとき、1000人の専門家が、それぞれの守備範囲で対応しようとするが、うまく行かない。
そのとき、専門家の知見を総合して解決策を導き出すのが、情報総合学を学んだエリオット・グローヴナーなのだった。
そういえば、ジェイムズ・P・ホーガンの『星を継ぐ者』(およびその後の「ガニメアン・シリーズ」)に登場するハント博士も異分野の知見をまとめ上げるという点では、グローヴナーのような役割を果たしていたねぇ。

……そういう、単なる連絡調整ではなく「引っ張り出して、まとめ上げる」ことができる人はかっこいいよねぇ。
そういう人になりたいような気もするが、ワシは人と話すのがあんまり好きではないからなぁ。

ところで、ハヤカワ文庫の『宇宙船ビーグル号』では、「情報総合学」に「ネクシャリズム」とルビが振ってあったが、原文ではどういうスペルなのだろうか?

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