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2009/01/27

『アーサーとミニモイの不思議な国』に生態学的ツッコミを入れてみた

映画「アーサーとミニモイの不思議な国」への、生態学的な視点からのツッコミ。

まず、「モスキート」について。

要するに蚊だから、成虫は小さい虫を追いかけたりしないだろう。
メスの蚊の食物は「哺乳類の血」だと思ったが、どうも蚊の種類によっては鳥類の血が好みだったり、両生類の血を専門に吸うものなどがいるらしい。

また、血を吸うのは交尾後に卵の栄養分とするためで、それまでは花の蜜などを吸うという。
オスは草の露を吸う程度、と思うが、それも怪しいかもね(出典がワシの記憶だからね)。

陸上に産み付けられた昆虫の卵が「硬い殻を持つ」点について。

よく考えたら、硬くないかも知れない、と思ったのは、カイガラムシの類だ。
綿のようなものにくるまれているから、乾燥やカビには強いはずだ。

これもサイズに関係するのだが、小さいものは、相対的に表面積が大きいので、水分の蒸発もはなはだしいのだ。
陸上では、小さい生物ほど、乾燥への対応が生存戦略上重要となる。

また、昆虫類がカビ(および、キノコ)に弱いことも、よく知られている(生態学的防除法の一つであるくらいだ)。
冬虫夏草なんて、要するにカビた虫だよねー。
ファンタジーによく出てくる虫みたいなフェアリー(妖精)は、カビにやられないのだろうか?
人間なら水虫程度で済むが、フェアリーだと全身が菌糸に覆われ、凄まじいことになってしまうのではなかろうか?

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