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2009/01/27

『アーサーとミニモイの不思議な国』に生態学的ツッコミを入れてみた

映画「アーサーとミニモイの不思議な国」への、生態学的な視点からのツッコミ。

まず、「モスキート」について。

要するに蚊だから、成虫は小さい虫を追いかけたりしないだろう。
メスの蚊の食物は「哺乳類の血」だと思ったが、どうも蚊の種類によっては鳥類の血が好みだったり、両生類の血を専門に吸うものなどがいるらしい。

また、血を吸うのは交尾後に卵の栄養分とするためで、それまでは花の蜜などを吸うという。
オスは草の露を吸う程度、と思うが、それも怪しいかもね(出典がワシの記憶だからね)。

陸上に産み付けられた昆虫の卵が「硬い殻を持つ」点について。

よく考えたら、硬くないかも知れない、と思ったのは、カイガラムシの類だ。
綿のようなものにくるまれているから、乾燥やカビには強いはずだ。

これもサイズに関係するのだが、小さいものは、相対的に表面積が大きいので、水分の蒸発もはなはだしいのだ。
陸上では、小さい生物ほど、乾燥への対応が生存戦略上重要となる。

また、昆虫類がカビ(および、キノコ)に弱いことも、よく知られている(生態学的防除法の一つであるくらいだ)。
冬虫夏草なんて、要するにカビた虫だよねー。
ファンタジーによく出てくる虫みたいなフェアリー(妖精)は、カビにやられないのだろうか?
人間なら水虫程度で済むが、フェアリーだと全身が菌糸に覆われ、凄まじいことになってしまうのではなかろうか?

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2009/01/21

愛鷹山でシカと遭遇した

有給休暇がたまっている。
3月末までに、あと29日も休まなくてはならない。
ワシはとっても真面目なので、どんどんたまってしまうのである。
そこで、業務上支障のないときを選んで、有給休暇を取得するようにしている。

今日は午前中にこんを家から連れ出す必要があったので、有給休暇を取った。
折角なのでワシのリフレッシュを兼ねて、愛鷹山に連れて行くことにした。

しかし、こんは車に酔うのである。
今日も朝飯を吐いた。
吐く前からすごい勢いでよだれを垂らしていたし。
もう、大丈夫なのだろうかコイツと思うくらい気持ち悪そうにするのだが、山へ行くと元気になる。

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シカやサル(と思われる)やテン(と思われる)の糞の臭いを嗅ぎ、ケモノ道に行こうとする。
もう、「どこまでも行きましょう!」という感じで付き合いきれないので、水神社から奥の林道を30分ほど登ってから折り返した。
下山する途中でシカの群れに出合った。

足跡やシカ道などたくさんの痕跡を見かけるので、愛鷹山にシカがいることはわかっていたが、これまでなかなか出会うことがなかった。
シカの足跡の匂いを嗅ぎながら小走りに歩いていたこんが急に走り出したので、カーブの先を見ると、シカの上半身……というか首から先が見えた。
しかも、シカはコチラに気付いていない。
……ということで、携帯電話のカメラを起動して、こんに行っていいぞと合図すると……。

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シカはワシが蹴飛ばした石の音に気付いて逃走した。

携帯電話で撮影したので画質はイマイチだが、4頭の白い尻がわかる。
大きなメスのオトナアダルトが1頭、前の夏に生まれた当歳仔フォーンが1頭、さらにその前の夏に生まれた子供というか「中供」ジュベニールが2頭。
このほかに右手の斜面でもガサガサ音がしていたので、あと2頭以上いたと思う。

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こんはシカを獲るくらいの勢いで走っていたが、車に乗せると元気がなくなり、帰り道でまた吐いた。

山へ行くのは楽しいけど、行くまでと帰りが辛くて……。
こんだけじゃなくて、世話するワシも辛いぞ。

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2009/01/11

二番星はどれだ

2009年1月3日の日没後、金星と木星と水星を見た。

20090103sw

上のシミュレーションのように、金星と木星と水星が見えたのだ(天王星や海王星も示されているが、もちろん、これらの遠方の惑星は、肉眼では見えない)。

昨日(1月10日)の17時半ごろ、こんと散歩中、西の空に金星が明るく輝くのを見た。
木星も見えるかな、と地平線近くを探したが、見つからない。
ちょうど地平線に没するかどうかという時間であり、また、残照で地平線近くが明るかったためだろう。
一週間の間に地球が公転軌道上を東へ進んだので、同じ時間でも星が見える位置が違うのだ。

水星は、おそらく地平線近くのオレンジ色の残照にまぎれて見えなかった。
そこで、金星は不動の一番星として、二番星はどれだろう、と空を見回したところ、ほぼ満ちた月の近くに、星が見えた。
ぎょしゃ座のカペラである。
ならば、ほかの「冬の大六角形」を構成する星も見えるのでは、とよく見ると、おうし座のアルデバランとオリオン座のベテルギウスとリゲルも見えた。
こうなると、どれを二番星と呼べばよいかわからない。

実際にフィールドへ出てみると、机上で考えたりシミュレーションしたりしていたのでは気付かないことに驚かされる。
「後知恵のみが本当の科学」であるから、実際に体験して、知識を確認するしかないね。

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2009/01/08

マイクロハイブリッド

以前、「省エネカーについて考えた」という記事を書いた。
信号待ちなどでアイドリングストップするとき、減速時の運動エネルギーを電気エネルギーに換えてバッテリーに蓄え、発信時にモーターでクルマを動かす、という方法で化石燃料の無駄遣いを防げないか、という話である。

トヨタの機構は、減速時にブレーキとして使う発電機で発生したエネルギーを電池に蓄えることができる。「広義に解釈すれば、モーターを動力の一部として利用するアイドリングストップ機構は、ハイブリッド機構の一種とも言える」と浅田主査は話す。

 実際、海外ではこのような機構は「マイクロハイブリッド」と呼ばれる。


(日経ビジネス 2009年1月5日号100ページより:日経BPの記事から引用

運動エネルギーを全部、回収不能な熱に換えちゃうなんて、もったいないからねぇ。

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2009/01/07

メッセージの法則

メッセージは、最も伝えたい人には伝わらない。

または、

メッセージを最も伝えたい人は、メッセージを聞かない。

(変な例、またはマニュアルに関する新たな法則)
最もマニュアルを読むべき人は、マニュアルを読まずに操作する(そして、壊す)。

メッセージは、必ず変化して伝わっていく。

または、

メッセージは、必ず誤解される。
誤解されようがないメッセージは、曲解される。

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2009/01/05

主婦湿疹になってしまった

カミさんが、ではない。
ワシが、である。
手の甲が赤くなり、ブツブツしてきて痒い。

主婦湿疹といっても、女性だけが悩まされるわけではない。
洗剤などによって皮脂が洗い流されることによって、皮膚が過敏な状態になることが原因なので、男だって主婦湿疹になるのである。

何でかなぁ、と考えたところ、思い当たることが。
年末年始の間、いろいろなFKO(家庭維持活動)に従事した。

洗車したり、風呂掃除をしたり、洗い物をしたり、等々。
主婦湿疹じゃなくて主夫湿疹だね、こりゃ。

いままで平気だったのに、急に皮脂の分泌量が減って、早くも脂ぎった中年から枯れた老年への道を歩んでいるのだろうか。
手の甲だけだといいが。

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2009/01/02

正月の意味

昨日、2009年1月1日午前9時、うるう秒だったそうである。
2009年1月1日午前8時59分59秒の次が午前9時0分0秒ではなく、午前8時59分60秒だったのだそうだ。

地球の自転はピッタリ24時間ではない。
月の重力の影響や、地球内部の液体状の部分や地表の流体(大気や海洋)がブレーキをかけることにより、わずかに遅くなる。
遅くなる割合も一定ではなくふらつくため、数年ごとに1秒加えたり減らしたりして調整する必要があるのだ。

うるう秒の存在一つとっても、この世界が「創造された」完璧な実験環境でなく、自然発生した偶然の産物であることの証左であると思うのだが。
どーして人間至上主義の幻想に浸りたがる人たちがいるのか不思議である。
まぁ別にファンタジーを抱くのは勝手だが、権力や武力を持ち「聖戦」といった言葉を口にして、他人に迷惑をかけるのはやめていただきたい。

さて、我が家におけるうるう秒の影響は、居間の時計が1秒進んでいることぐらいである。
NTTドコモの携帯電話の時刻は、時報とシンクロしている。
その携帯電話の時刻と比べて、居間の電波時計は1秒進んでいるのだ。
そのうち自動修正がかかると思うが。

例年の正月休みは、サーバの移設のために出社したり、ウェブサーバの不調に備えて自宅待機したり、ときどき自社のウェブサイトにアクセスして動作を確認したりしていた。
昨年5月に異動してサーバ管理者でなくなったため、今年は随分と気楽である。
この際、おおいにのんびりくつろごうをと思っている。
……朝からムスメをバイト先に送っていったり、布団を干したり、風呂掃除をしたり、と、それなりに家庭維持活動で忙しかったりするが。

そこで、充実した正月休みを目指す今年、正月の意味について考えてみた。

なぜ、1月1日に年が変わるのだろう?
冬から春への変化のとき、というのであれば、12月22日前後の冬至のほうがふさわしいように思う。
あるいは、立春(冬至と春分の中間)とか。

……というか、旧正月は立春の後、雨水前後の新月の日であるから、ちょうど「春めいてくるころ」だったのだ。
太陽暦(グレゴリオ暦)を取り入れた結果、なんとも中途半端な日が「正月ついたち」になってしまったのである。
現在の正月は、自然環境の変化と乖離した、きわめて人為的なものなのだ。

そんなわけで、ワシにとって正月はただの長い休み、朝から酒を飲んで旨いものを食ってよいだけの休日に過ぎないのであった。

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