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2008/10/31

夜話

夜話。やわ。よばなし。
夜にするような話。
夜に話をすること。

そういや、学生のころからずっと、山では長い夜にいろいろな話をしたなぁ。
鍋を囲んだり、焚き火を囲んだり……。

とんでもないツマミをつまみながらの夜話もあったなぁ。
クジラの精巣の缶詰とか。
まるごとのピータンとか。

そういう中では、ずいぶんと不気味な話も語られた。
野生動物の調査中に自殺者の白骨死体を見つけたときの体験談とか……。
また、とんでもない仮定の話もあった。
「アンデスの聖餐」みたいに、山に閉じ込められて食料といえば同僚の死体しかないとすれば、食べることができるかどうか?
違法でなく習慣性もないが抗精神薬的な作用を持つキノコがあったとして、一人が試し、他のメンバーはその作用を見守り、ガケから飛び降りたりしないように見張るというのは、やる価値があるか?

大麻パーティーとか集団暴行とかをやるような大学生に比べると、ずいぶんと健全だったと思う。
このごろの大学生でも、同じような気骨ある?健全な?若者が大部分であると信じているが。

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2008/10/30

「ハイペリオン」シリーズ

「最近読んだ本」にダン・シモンズの「ハイペリオン」シリーズが並んでいるが、これは先週末までの約1週間とちょっとの間、全8冊をぶっ通しで読んだからである。
平日は会社の昼休みと帰宅後、休日は昼下がりに、カミさんに「本に集中してて全然話を聞いてないでしょ」と言われながら読み続けた。

まぁ、たまにはそんな具合に本を読みたくなることがあるのだ。
その分、PC に向かわないから、当然、このサイトの更新もしていなかった。

じつは、「ハイペリオン」シリーズを読むのは2回目か3回目だ。
しかし、驚くほど忘れている部分も多かった。

『ハイペリオン』で「時間の墓標」へ向かう巡礼のうち、老学者と娘の話はよく覚えていたが、詩人の話はほとんど忘れていたりしたのだ。
ソルとレイチェル親子の話は、何しろ泣ける話だったから……。
今回も泣けたし……。
しかも会社の昼休みだったし……。

考古学の研究者である娘が、「時間の墓標」の抗エントロピー場の擾乱に巻き込まれて、日ごとに若返っていく病に冒される。
次第に少女に、幼児にと逆行する娘。
彼女のもつ記憶も1日に1日分ずつ失われていく。
途中で母親も事故死し、年老いた父親は、その現実と一人で戦い、2度目の子育てをしなくてはならない。
……娘を持つ父親には天敵みたいな話だよね。

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2008/10/18

動物を利用する植物

散歩のたびにこんが汚れる。
土ぼこりがつくだけでなく、ネバネバがついて毛がほつれたりしている。

ネバネバの原因は、イネ科植物の種子である。
公園の草むらを通ると、こんだけでなくワシのズボンもベタベタになる。
たぶん、チヂミザサやチカラシバだと思う。

こうした植物は、種子の散布に動物を利用しているのだ。
いわゆる「ひっつき虫」の一つである。

こんの毛がけっこうペタペタするようになったので、今日、昼にシャンプーした。
サラサラのホワホワの毛並みに戻ったが、生乾きの状態で庭に出て土の上に座り込むのはやめてほしい。

そして、今夜散歩に行ったら、さっそくネバネバがついてしまったのだった。

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2008/10/17

ネットってヤツは……

一昨日、会社で残業中に携帯電話にメールが着信。
遅い時間なので家族からの連絡かと思ったら、住所録に登録されていない docomo.ne.jp のアドレスからだった。
タイトルは「重要なお知らせ」とある。

開いてみると、有料サイトの利用料金が支払われていないので電話しろと書いてある。
連絡がない場合は法的対応をとる、とかいう脅し文句もあった。

架空請求である。

ワシは、ネットでお金を必要とするサービスは(ちゃんとした会社の通販は別にして)、プロバイダに支払うようなものしか利用しない。
つまり、PCなら@niftyに、携帯ならドコモに登録されているサービスだけしか使わないのだ(いまのところ @nifty の lacoocan.jp だけかな)。

だから、有料サイトの利用料の請求なんか来るわけがない。
即刻メールを削除。
そのときは残業中で忙しかったので即刻削除したが、連絡先電話番号が書いてあったので、警察あたりに通報したほうがよかったのだろうか。
そういう犯罪メールの通報先って、どこかになかったっけ?
まったく、ネットってやつは(この場合はiモードだが)バカや悪者も繋がっているので、余分な労力をかけさせられて迷惑である(もちろん悪いのはネットではなくバカや悪者だが)。

そういえば今日は久々に早く帰る予定で仕事を片付けていたら、ネットワーク障害の対応に追われる羽目になった。
といっても、春に異動してネットワーク管理者ではなくなったので、エンドユーザ兼内情を知る者として情シスの手伝いをしただけだが。

ファイルサーバの文書が読めなくなり、メールサーバにも繋がらなくなった。
イントラネットサーバへ ping を打ってみたが、Request Timeout する。
ごくときたま通ることもあって、ネットワークにログインできたりするのが妙だ。

最初は自分の部署のあるフロアのスイッチングハブを疑った。
電源を抜いて再起動しても状態は変わらない。
新しいスイッチングハブに変えてみても、状態は変わらない。
アクセスランプはちゃんと点灯している。
……後から思えば、点滅の間隔が早すぎ、ほとんど点灯しっぱなしのように見えるポートもあった……。

その後、全社のネットワークがダウン、ないし「ものすごく遅い」「ときたましか繋がらない」状態であることが明らかになったので、基幹スイッチの不具合を疑った。
けっこう年数を経て、今年中にリプレイスしようかという機器なのである。
単に古いから、というより、マーフィーの法則的に言えば、
「近々リプレイスすることをマシンに悟られてはいけない。必ずサボタージュするから」
という理由が考えられたのである(もちろん、ジョークである)。

だが、基幹スイッチの再起動という最後の手段の前に、まず各フロアスイッチへの光ケーブルを一つずつ外し、障害がなくなるかどうか調べてみては、という提案があった。
すると何と、最初に疑った自分の部署のフロアのスイッチを切断すると、全社のネットワークが復活した。
まるきり「探し物の法則」の実例である。
「ここじゃないよなぁ、と最初にざっと探したところで、しばらくたってから見つかった」のだから。

さらにスイッチのポートを一つずつ調べ、何人かで手分けして机の下を探ったところ、島ハブのひとつでループが発見された。
1本のLANケーブルが二つのポートに挿さっていたのである。
こういう状態になると、ネットワークアドレス(データの宛先)を調べるためのブロードキャスト(全サーバ、全ネットワーク機器あての通信)が、いつまでもネットワークの中を回り続けてしまう。
これを「ブロードキャストストーム」というそうだ。
その結果、通常の通信パケット(小分けにされたデータ)がブロードキャストの嵐に阻まれて、なかなか行き先に到達できない、という事態になる。
事実上、ネットワークは「使えない」「ダウンした」ような状態となってしまうのだ。

LANケーブルをループにしてしまった「犯人」が誰かはわからない。
LANケーブルの先っぽ(コネクタ)が遊んでいると不安で、ハブに挿してしまう人がいるのだろうか。
せめて、もう片一方の先っぽがハブに挿さっているかどうか確認してくれると良いのだが、それを一般のユーザに求めるのは酷だろうか。

まったくネット(ワーク)というやつは、多くの人にとって身近な存在であるにもかかわらず、その扱いには(ごく初歩的な扱いであっても)厄介な「壁」があるものだなぁ、と思った。

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2008/10/15

イチョウとミニトマト

今朝、こんと散歩していて気付いたのだが、早くもイチョウが色付いている。
葉が黄色みを帯び、散り始めた樹もある。

ちょっと早くないか?

植物は積算温度や昼夜の温度差に反応するから、このことろ急に朝晩冷えるようになったので、焦って冬支度を始めたのだろうか。

色付いたといえば、庭で巨大化したミニトマトは、花がたくさん咲くのにいっこうに実が熟さない。
高さ1メートル、さしわたし2メートルにも枝葉を広げ、たくさんの黄色い花を付け、緑色の小さな実もいっぱいあるのに、赤い実がない。

ここ一月ほど、なぜだろうと考えていたのだが、その理由が判明した。

今朝、芝生の上に穴だらけになった赤いミニトマトが転がっていたのだ。
おそらく、犯人はヒヨドリである。
ムクドリの可能性もあるが、枝先の果実を器用にむしりとっていることから、まず、ヒヨドリだと思う。

まったく、ヒヨドリのせいでブルーベリーもミニトマトも、人間の口には入らない。

パセリを育てればキアゲハが丸坊主にするし、スイートバジルもバッタに食い尽くされるし、アケビは実がなる以前に花も咲かないほど、イラガに葉を食われてしまうし……。

虫も食わないローズゼラニウムとローズマリーだけが、庭に生い茂っていくのである。

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2008/10/12

落差

一昨日、下の娘の誕生日ということで寿司を食べた。といってもテイクアウトだが。
それとは(たぶん)無関係に、昨日は一日腹痛で苦しんだ。もちろん、ろくに食べられなかった。
でもって、今日は会社の創立記念パーティーで飲み食い……。もちろん、全力というわけにいかない。ここで無理して思いっきり食べると、その落差でどうなるかわからないからね。

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2008/10/10

ノーベル賞(2)

単一民族国家などという幻想を口走る非科学的な政治家。
占いや心理テストが大好きで、中学卒業程度の常識のない親。
頭が良いだけで選別され、組織の論理に凝り固まる官僚。
卒業論文を課さない大学。
やっぱり学歴で選んでしまう企業。
大学三年の春から就職活動に奔走する大学生。
実験や観察をやらない(できない)理科教師。
実験や観察を喜ばず、ネットで調べて終りにする中高生。
屋外で遊ばず、(男子は)ゲームか(女子は)ケータイに浸る小学生。

「理科離れ」という言葉では片付けられないねぇ。

そんな中、ノーベル賞受賞者に注目が集まるのは良いことかも知れない。
クォーク理論や蛍光タンパク質などの受賞理由となった科学的発見は理解されなくても、現代人の生活の背景にある科学が重要であることが、「なんとなく」伝わればいい。

だって、何万匹というクラゲを集めて光る謎を調べるという研究なんて、「金儲けはおろか何の役にも立たない」と言われるような研究の代表格ではないか。
それが、細胞に光る目印を仕込む方法につながり、ガンやアルツハイマー病の予防に役立つと考えられるようになったのだ。

目先のことしか見えないヤツに価値判断させるな(そういうヤツが財布の紐を握っているもんだが)。
政権交代がどうだとか金融市場がどうだとか、そういう人為的でバーチャルなものはおいておけ(変な方に行かないように監視する必要はあるが)。

この世界をかたちづくるモノは何であって、ワシらがどうやって生きているのかというコト。
空虚な宇宙をさまよう土くれの上に住む小さな生き物であるワシらは、そんなモノやコトのことを考えることができる。
無から生まれ、いずれ死ぬ運命の宇宙にあって、考え、問いかけるという挑戦を続ける、そういう存在でありたいではないか。

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2008/10/08

ノーベル賞

日本人がノーベル物理学賞で3人、化学賞で1人受賞。
ということで、マスコミ報道もなんか「民族的な誇り」的な香りがする。

そりゃまぁ、すんなり通じる言葉を話し(言葉は通じるけど、CP対称性の破れとかの話はすんなり理解できないぞ)、そこらのおっちゃんのような顔をした人たち(失礼)が世界的に評価されるというのは、ワシだって嬉しい。
それくらいの帰属意識はある。
だが、南部さんにしろ下村さんにしろ、アメリカ在住だよね。

そしてまた、マスコミの「日本の科学もまだまだ世界に誇れるということですね」というような問いかけに対し、益川さんはむっとして答えていた。
「何十年も前の発見ですからね」

基礎科学が評価されるには、それだけ時間がかかるということか。

30年前の研究が評価されたということから、二つの可能性が考えられる。

(1) 現在日本で行われている研究も、20年後、30年後に評価されるだろう。
(2) 30年前、日本はまだハングリーだったので後に評価される研究ができた。

(1)のような楽観的な予測は、基礎科学に割り振られる研究予算の少なさを考えると、ちょいと疑わしい。
そこで(2)から、ひょっとしたら、もうノーベル賞級の研究成果が出てくることはないのではないか、という予想も生まれる。

日本人(とくに政治家)の科学力の低下を思うにつけ、基礎的研究が評価されるようなしくみづくりは難しいのではないかなぁ、と思ってしまう。
貴重な税金は官僚の天下り団体なんかに消えていってしまうし。

日本で研究を続けられず、出て行ってしまう研究者も少なくないのではないだろうか。

そんなことを考えると、素直に喜べないのである。

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2008/10/02

またまた、イラガを駆除

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今朝、出勤前にまたヒメシャラの木にアオイラガがいるのを見つけた。
例によって火バサミでつまんで駆除していると、アケビの葉にもいるのを見つけた。

今年はアケビがさっぱりなのでおかしいと思っていたら、こいつらのせいだったのか。

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