PCサポートに行ってWebデザインを学ぶ
義父の家にPCサポートに行った。
ミノルタのデジタルカメラ、DiMAGE Z3 の写真データがPCに取り込めない、というのである。
DiMAGE とPCをUSBケーブルでつないでも、認識しない。
通常現れるはずのダイアログ(エクスプローラで開くかどうかの選択など)が開かないし、タスクバーにもアイコンが現れない。
デバイスマネージャを見ても、USBデバイスとして表示されていない。
ひょっとして、BIOSでUSBを使わない設定になっちゃったりしていないか、と思って調べてみたが、異常なし。
PCを再起動してデジタルオーディオプレーヤーをUSB接続してみると、ちゃんと認識されている。
……ということで、PCの側には問題がないことが判った。
ということは、DiMAGE のUSBケーブルか、DiMAGE 側のストレージ機能に問題があるようだ。
……ということで、修理に出せるかどうか、ミノルタのサイトで調べてみた。
……そうしたら、デジタルカメラに関してはすべてソニーに委託となっていた。
調べていくと、近所の店で買ったものではないので、販売店持込修理は効かないし、引き取りサービスもお金がかかる。
ということで結局、カメラから直接ではなく、SDカードリーダを買ってデータを取り込むことにした。
さて、話はここで変わって、ミノルタのサイトにアクセスしたときのこと。
表示がヘンだった。
妙に隙間の空いたメニューが大きく表示されており、文字も異様に大きかった。
何故かと思ったら、JavaScript が無効にしてあり、文字の大きさが「最大」に設定されていたのである。
そのため、Flash によるインタラクティブなメニューが表されず、ロールオーバーイメージも効かない状態になり、かつ、文字が異様に大きくなっていたのだ。
だが、「使えない」状態ではなかったので、それなりにユーザビリティに配慮されたサイトだということになる。
JavaScript を無効にすることは、ウイルス対策の一つの方法である。
Internet Explorer の「インターネットオプション」で、インターネットゾーンのセキュリティレベルを「高」にすると JavaScript が無効になるので、用心深いユーザが自分でも気付かないうちに無効にしている可能性がある。
Webデザイナーに若い人が多いせいか、文字サイズが小さくなるようなデザインが多い。
しかし、老眼だと、その文字サイズでは辛いのだ。
そこで、高齢者は文字サイズを大きくして閲覧することになる。
文字サイズの変更ができなければ、そのページを読むのをあきらめるだろう。
Webページをデザインする際には、JavaScript が無効でも使えるように、文字サイズはユーザ都合で変更できるようにしておかないとダメだなぁ、ということを学んで、義父宅を後にしたのだった。
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