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2007/06/25

『もやしもん5』を読んだ

どうかと思ったが、「おまけ付き」の版を買った。
「おまけ」は Aspergillus oryzae のフィギュア付き携帯ストラップである。

ちなみに、『もやしもん』の中では「A.オリゼー」と表記されているが、正しくは「アスペルギルス・オリザエ」のハズだ。
学名はラテン語なので、ローマ字のごとく、ほとんど見たまま発音する。
oryzae は「オリゼー」ではなく「オリザエ」と読むのだ、と農大の学生だったときに習った。

ちなみに(また「ちなみに」かよ)、Oryza ってのはイネの学名である。
普通食べているコメは、Oryza sativa、つまりイネ科イネ属の栽培種の種子だ。
宮沢賢治の『グスコーブドリの伝記』に「オリザの実」と記されているのは、じつはコメなのだってこと、知ってた?

それはさておき、今回は1年坊主の成長物語になってるね。
「除菌女」の及川は収穫祭(農大の学園祭)を期に異様な頑張りを見せるし、沢木のほうは長谷川遼を追ってフランスへ旅立つ。
さて、物語のメインストリームがフランスと東京(農大と日吉酒店)に分かれちまったが、今後どういう展開を見せるのだろう?

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