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2007/06/25

『もやしもん5』を読んだ

どうかと思ったが、「おまけ付き」の版を買った。
「おまけ」は Aspergillus oryzae のフィギュア付き携帯ストラップである。

ちなみに、『もやしもん』の中では「A.オリゼー」と表記されているが、正しくは「アスペルギルス・オリザエ」のハズだ。
学名はラテン語なので、ローマ字のごとく、ほとんど見たまま発音する。
oryzae は「オリゼー」ではなく「オリザエ」と読むのだ、と農大の学生だったときに習った。

ちなみに(また「ちなみに」かよ)、Oryza ってのはイネの学名である。
普通食べているコメは、Oryza sativa、つまりイネ科イネ属の栽培種の種子だ。
宮沢賢治の『グスコーブドリの伝記』に「オリザの実」と記されているのは、じつはコメなのだってこと、知ってた?

それはさておき、今回は1年坊主の成長物語になってるね。
「除菌女」の及川は収穫祭(農大の学園祭)を期に異様な頑張りを見せるし、沢木のほうは長谷川遼を追ってフランスへ旅立つ。
さて、物語のメインストリームがフランスと東京(農大と日吉酒店)に分かれちまったが、今後どういう展開を見せるのだろう?

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2007/06/22

名寄せ

社会保険庁の怠慢問題、じゃない、年金問題。

名寄せするプログラムを作るっていってるけど、たいへんだよお。
名寄せって簡単じゃないよぉ。

「最後の一人まで」って言ってる人は、名寄せの大変さ、知ってるのかなぁ。
Excel の VLOOKUP 関数の使い方くらい知っていないと、その大変さは判んないだろうなぁ。

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『学校では習わない江戸時代』を読んだ

山本博文著『学校では習わない江戸時代』(新潮文庫)を読んだ。
以下、科学的逍遙のための下書き。

宮部みゆきの江戸ミステリーやら、子供の自由研究やら、そのへんから江戸時代についてちょいと興味を持って調べたりしている。
しかし、時代劇には興味がない。
時代小説も、ミステリーでないと面白くない。
つまり、武士の本分とかお家騒動とか剣豪とかそういったものにはまったく興味がないのである。

興味があるのは、人々の暮らしである。食べ物や遊び、自然観や芸術、技術である。
その意味では、本書は人々の暮らしそのものについて記したものではなく、人々の暮らしのバックボーンにあった制度などについて記したものである。

時代劇などで描かれた江戸時代は、いわば「漫画化」したようなもので、歪曲されている。
その歪んだ「江戸時代観」を正し、実像に迫ろうというものである。

例えば……。
諸藩の留守居役。
吉原で寄り合いをしたりして浪費すること、どこかの国の政治家や役人のようである。
だが一方、重要な情報の交換や人脈の形成に大いに役立っていたので、諸藩も留守居役の贅沢を止められなかったとか。
日本の民主主義がなかなかクールで知的なものにならないのは、こういう歴史があるからかなぁ。

参勤交代が実に大変な行事であったこと。
途中で大名同士がかち合わないようにダイヤグラムを引いてスケジュール調整したとか、なかなか大変そうである。

その他、なぜ赤穂浪士は討ち入りをせざるを得なかったのか、「鎖国」の実態はどのようなものだったのか、中国や朝鮮との関係はどうだったのか、等々、史料から紐解かれる事実の数々は、なかなか興味深い。

危機管理についてチクリと書いてあったのも、よかったね。

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2007/06/01

類人猿の文化

1日に論文1編くらいのペースで、『社会性と知能の進化―チンパンジーからハダカデバネズミまで』を読んでいる。

いま、オランウータンやチンパンジーの文化の話を読んでいるのだが、ゲノムからしてヒトとあまり違いが無いだけあって、類人猿の行動は面白いねぇ。
食物となる同じ植物があっても、特定地域のグループだけがそれを食べ、他のグループは食べない、という記述がある。
いわば「食文化」だが、その違いの原因が「とげだらけの果実から種子を掻き出す道具」の使用の有無であったりするのだ。

(以上の内容に手を加えて科学的逍遙の「社会性と知能の進化」に掲載した。)

しかしまぁ、オランウータンの棲むスマトラ島の熱帯雨林にしろチンパンジーの棲む西アフリカの森林にしろ、類人猿にとって快適な環境は、研究者にとっては苛酷だよねぇ。
野生動物を観察しているとき、辛いことはいろいろある。

日本でも、夏の亜高山帯ではブヨに悩まされる。
野生動物が居るところには、カやアブ、ダニやヒルといった吸血性の虫も多い(ダニもヒルも昆虫ではないけど、まぁ「虫」と言ってしまえ)。

寒ければ手が凍えて野帳(フィールドノート)が書けないし、暑ければしたたる汗が文字をにじませる。
雨が降れば紙が湿って鉛筆が食い込む。

そして一番辛いのは眠気だ。
多くの野生動物は薄明薄暮にさかんに活動し、日中は休んでいる。
ときおり採食や求愛、攻撃などの面白い行動が見られることもあるが、大体は寝ている。
フィールドスコープの向こうで寝ているニホンカモシカやシカを見ているうちに意識を失い、気が付くと視野には何も居ない、なんてこともあるのだった。

(以上の内容に手を加えて、科学的逍遙の「野生動物を観察する」に掲載した。)

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オンライン(Web共有)ホワイトボード

仕事で調べる必要があって、いろいろ探してみた。
「お絵描き掲示板」も考えたのだが、【科学的逍遙】にテスト用のフォームを用意して試したりしたものの、ちょっと用途が違う。

……ということで、オンライン・ホワイトボード。
会社で使うとなれば有償のものになるだろうけど、フリーのものなら私用で使うかも知れないので、ここに載せておく。

skrbl
Java アプレットなので、Internet Explorer 6 では、Sun の Java と相性が悪くて動かない。Firefox ならOK。

Imagenation Cubed
General Electric 提供。Flashだね。シンプルで軽快。

baboo
カヤック提供。ブレインストーミングツール。

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