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2007/01/29

アタマの使い方が間違っていないか?

一昨日、近所の大規模小売店で「ニンテンドーDS Lite」の限定販売をやるというので、下のムスメと買いに行った。
5色合計50台、ということで、開店前から並んで抽選券をもらい、抽選の結果「クリスタルホワイト」を買うことができた。
このとき、マンウォッチングをしていて、いささか気になったことがいくつかあった。
お父さんもお母さんもおじいちゃんもおばあちゃんも「アタマの使い方が間違っていないかなぁ」と思ったのである。
確率の知識や、「人の話を聞く」ことなどが、できていないように思ったのだ。

5色合計50台といっても、10台ずつではなく、色によっては二倍ほどの差があった。
すると、多くの人が台数の多い色に並んだのだった。
その結果、台数の多い色ほど列が長くなった。 台数の少ない色の列は短かった。

……つまり、台数の多い色は、必ずしも有利ではなくなってしまったのである。
初めから、欲しい色に並べば良かったのにねぇ。

また、1台を買うのに家族みんなで並んで抽選券をもらっている人たちも多かった。
まぁ、その方が当たる確率が高くなるのは判るのだが、ワシは並ばず、ムスメだけ並ばせた。
ムスメとワシの両方が当たってしまって2台買うのも馬鹿馬鹿しいし、ワシが並んだせいで買えない子が出るのでは悪いなぁ、と思ったからだ。

……ところが抽選前に、店員から次のような説明があった。

家族で複数の抽選券をお持ちの方は、当選した場合、ほかの抽選券については棄権(辞退)してください。
その分、ほかのお客様にDSをまわすことができますので。

……というわけで、抽選券を何枚もゲットしても、どれかが当たれば他の抽選券は無意味となる。
しかも、抽選は色別に順に進められたので、最初のほうに抽選された色ほど落選が多く、また「ほんとうは欲しい色ではないのに当選した」確率も高いことになる。
だったら最初から、みんなが欲しい色を選び、欲しい台数だけ抽選券をもらうようにしたほうが、抽選会の進行も早かったのではないか。

だいたい最後のほうになると(前のほうの色で当たったため)辞退者続出で、ほとんど落選者は出なかった。
抽選自体がなんだかおかしな具合になってしまったのだった。

ニンテンドーDS Lite も、そろそろ行き渡って需要が減ってきたかもねぇ。

さて、この抽選会でもう一つものすごく奇異に思ったのは、「話を聞いてねぇなぁ」ということだ。
店員が何度も、「当選した方は、パネルの裏に回って商品引換券をもらってください」と言っているのに、当選したおじさん、おばさん、おじいさん、おばあさんが何人も、当選をアナウンスしている店員に抽選券を差し出していたのだ。

「辞退する」ことを店員に告げずに当たったDSを買いに走ってしまう人も多かったようで、店員が抽選番号を読み上げたとき名乗り出る人は、抽選が進むにつれ、だんだん少なくなった。

スーパーの棚から納豆が(一時)消えた理由が、判るような気がした(「やっぱり「あるある」の納豆ダイエットはウソだったか」参照)。

人の話をよく聞き、かといって鵜呑みにすることなく、ヘンな思い込みやウワサに惑わされず、自分のアタマと中学レベルの知識でよいからよく考えること。
これが苦手な人が多いから、ヘンなTV番組は多いし、醜い政治家がのさばっているのだろう。

さて、ムスメの望みどおりの色のDSの引換券をゲットした後、おもちゃ売り場へ行ってゲームソフトを選ばせた。 ムスメがレジでソフトと引換券を示したところ、「DSの引き換えはサービスカウンターへお願いします」と言われてしまった。
そういえば抽選前に店員が「引換券を持って、おもちゃ売り場近くのサービスカウンターへ行ってください」と言ってたなぁ。

ちゃんと聞いていても、忘れてしまうのがワシの欠点だなぁ(聞いていないことと、忘れてしまうこととは、表面上似ているが実質的には違うものだと考える。忘れてしまったことは、思い出すことができるからだ)。
というか、ムスメも忘れちまっていたわけだね。
遺伝かね? カミさんに何か言われそうだから、黙っていよう……。

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