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2007/01/30

こんと夢

こんは夢を見るか

こんも夢を見ているようだ。

もちろん、こん自身が「私は夢を見ている」と言ったわけではない。
寝ているようすを見ていると、どうも夢を見ているように思えるのだ。

まぶたと鼻をぴくぴくさせ、まぶたの下で眼球が動いている。
手足を小刻みに動かし、小さな声で「くふっ」と吠えたりする。

REM睡眠の状態である。
夢の中で駆け回り、何かを追いかけているのだろうか。

REM睡眠

その名の通り、急速眼球運動 (Rapid Eye Movement) の見られる睡眠。
脳の活動は目覚めているときに似ている。
眼球以外の運動ニューロンの動きは抑えられている。
この状態で目覚めてしまうと睡眠麻痺、つまり「金縛り」の状態となる。
逆に、REM睡眠時に運動ニューロンが抑制されない場合、寝言、夜泣き、夢遊病となる。

こんは夢を嗅ぐか?

ヒトは他の感覚に比べ、視覚が優勢な動物である。
だから、「夢を見る」と言うのだ。
夢に見た光景を起きてからも覚えていて、あれはいったいどこなのだろうと思ったりする。

その一方、夢の中で音を聞き、味わったり匂いを嗅いだりすることもある。

……ということから考えて、寝ているイヌも様々な(仮想の)感覚を感じているはずだ。
すると、イヌは「夢を見る」のではなく、「夢を嗅ぐ」と言ったほうが的確なのではないだろうか。
イヌは視覚より嗅覚が優勢な動物なのだから。

さて、ワシがキーボードを叩いている今、こんは足元で丸くなり、眼を閉じて鼻をぴくつかせている。
いったいどんな夢を嗅いでいるのだろう?

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2007/01/29

アタマの使い方が間違っていないか?

一昨日、近所の大規模小売店で「ニンテンドーDS Lite」の限定販売をやるというので、下のムスメと買いに行った。
5色合計50台、ということで、開店前から並んで抽選券をもらい、抽選の結果「クリスタルホワイト」を買うことができた。
このとき、マンウォッチングをしていて、いささか気になったことがいくつかあった。
お父さんもお母さんもおじいちゃんもおばあちゃんも「アタマの使い方が間違っていないかなぁ」と思ったのである。
確率の知識や、「人の話を聞く」ことなどが、できていないように思ったのだ。

5色合計50台といっても、10台ずつではなく、色によっては二倍ほどの差があった。
すると、多くの人が台数の多い色に並んだのだった。
その結果、台数の多い色ほど列が長くなった。 台数の少ない色の列は短かった。

……つまり、台数の多い色は、必ずしも有利ではなくなってしまったのである。
初めから、欲しい色に並べば良かったのにねぇ。

また、1台を買うのに家族みんなで並んで抽選券をもらっている人たちも多かった。
まぁ、その方が当たる確率が高くなるのは判るのだが、ワシは並ばず、ムスメだけ並ばせた。
ムスメとワシの両方が当たってしまって2台買うのも馬鹿馬鹿しいし、ワシが並んだせいで買えない子が出るのでは悪いなぁ、と思ったからだ。

……ところが抽選前に、店員から次のような説明があった。

家族で複数の抽選券をお持ちの方は、当選した場合、ほかの抽選券については棄権(辞退)してください。
その分、ほかのお客様にDSをまわすことができますので。

……というわけで、抽選券を何枚もゲットしても、どれかが当たれば他の抽選券は無意味となる。
しかも、抽選は色別に順に進められたので、最初のほうに抽選された色ほど落選が多く、また「ほんとうは欲しい色ではないのに当選した」確率も高いことになる。
だったら最初から、みんなが欲しい色を選び、欲しい台数だけ抽選券をもらうようにしたほうが、抽選会の進行も早かったのではないか。

だいたい最後のほうになると(前のほうの色で当たったため)辞退者続出で、ほとんど落選者は出なかった。
抽選自体がなんだかおかしな具合になってしまったのだった。

ニンテンドーDS Lite も、そろそろ行き渡って需要が減ってきたかもねぇ。

さて、この抽選会でもう一つものすごく奇異に思ったのは、「話を聞いてねぇなぁ」ということだ。
店員が何度も、「当選した方は、パネルの裏に回って商品引換券をもらってください」と言っているのに、当選したおじさん、おばさん、おじいさん、おばあさんが何人も、当選をアナウンスしている店員に抽選券を差し出していたのだ。

「辞退する」ことを店員に告げずに当たったDSを買いに走ってしまう人も多かったようで、店員が抽選番号を読み上げたとき名乗り出る人は、抽選が進むにつれ、だんだん少なくなった。

スーパーの棚から納豆が(一時)消えた理由が、判るような気がした(「やっぱり「あるある」の納豆ダイエットはウソだったか」参照)。

人の話をよく聞き、かといって鵜呑みにすることなく、ヘンな思い込みやウワサに惑わされず、自分のアタマと中学レベルの知識でよいからよく考えること。
これが苦手な人が多いから、ヘンなTV番組は多いし、醜い政治家がのさばっているのだろう。

さて、ムスメの望みどおりの色のDSの引換券をゲットした後、おもちゃ売り場へ行ってゲームソフトを選ばせた。 ムスメがレジでソフトと引換券を示したところ、「DSの引き換えはサービスカウンターへお願いします」と言われてしまった。
そういえば抽選前に店員が「引換券を持って、おもちゃ売り場近くのサービスカウンターへ行ってください」と言ってたなぁ。

ちゃんと聞いていても、忘れてしまうのがワシの欠点だなぁ(聞いていないことと、忘れてしまうこととは、表面上似ているが実質的には違うものだと考える。忘れてしまったことは、思い出すことができるからだ)。
というか、ムスメも忘れちまっていたわけだね。
遺伝かね? カミさんに何か言われそうだから、黙っていよう……。

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2007/01/22

やっぱり「あるある」の納豆ダイエットはウソだったか

『発掘!あるある大事典』については、以前から「トンデモ番組」「似非科学番組」として評価されていた(例えば、「市民のための環境学ガイド」の「トピックスインデックス」を参照していただきたい)。
ついに納豆ダイエットの放送について、捏造を認めたが、これが最初ではあるまい(じつは、ワシはこの番組を見たことがないのだ。見るにも値しない、と思っていたのだけれど)。

だいたいにおいて、いわゆる「ダイエット」、正しく言えば「食餌療法による肥満の防止」の妙薬などない。
食べる量を控えて、汗をかく程度の運動をする以外に、肥満を予防する方法はないのだ。
体脂肪率十数パーセント代、「痩せ型」体系のワシも、脇腹に肉……ではなく脂肪が付くようになってきた。
食べる量は若い頃に比べてだいぶ減らしているのだが、やはり中年になると基礎代謝量が落ちるのだ。
食べる量を減らしすぎると体に良くないので、もう少し運動量を増やすべきだが、「運動のための運動」は嫌いなのだ。
せめて休日には、こんを長時間の散歩に連れ出したいと思っている。
……しかし、休日の良い時間になると、灯油の販売車が町内を回り始めるので、こんは絶対に外出しないのである。

それはさておき、もちろん、信じてしまった側にも大いに問題がある。

納豆って、ダイズだよ? ダイズの一部じゃなくて、全部、つまり丸大豆。
タンパク質と脂肪が豊富な、「畑の肉」だよ?
それを食べて痩せるって、そもそも疑問に思わないものかね?
「ばっかり食いは体に良くない」ってことも常識だよね?
納豆の過剰摂取も体に良くないという医学報告もあったと思うよ(もちろん、普通に食べる分には問題ない)。

今回、納豆を買いに走った人は、「大本営発表」を信じて戦争遂行に邁進してしまった「大日本帝国臣民」と変わらないのではないか。
いや、もっと言えば関東大震災のときに「朝鮮人が井戸に毒を入れた」というデマを信じてリンチに走った人と変わらないのではないか。
そういう危うい人たちには、国政選挙への投票行動は控えてもらいたいなぁ、なんてチラッと思ったりしたのだが、あまり民主的とは言えない発言なので撤回する。

せめて、民主的正義を伝える媒体としての心意気がメディアにあるものならば、似非科学やトンデモを自社基準で排除してもらえないものかねぇ?

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