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2006/03/30

昨日の火球

昨日見た火球の情報が、日本火球ネットワークの掲示板にたくさん上がっている。
福島や千葉でも見えたらしい。
沼津で見た旨、掲示板に書き込もうかと思ったが、すでに沼津・三島地区で見たと書いている人がいたのでやめた。
この掲示板に、ビデオ映像へのリンクが張られていた。
SonotaCo.jp長経路流星 2006. 3. 29 20:24:26である。

このビデオを見ると、昨晩の記憶がよみがえる。
最初に気付いたときは「明るい流星だなぁ」と思った程度だった。
しかし、ぐいぐい尾を引きながら天頂近くを横切って行くころには、
「これは凄いものを見ているのかもしれない」
と思った。
一緒に犬の散歩に出ていた上のムスメは、彗星か小惑星が地球に激突する前触れではないかと思ったそうである。
……『ディープインパクト』などのディザスターものの映画の影響だろうか?

ワシはそのとき「デブリかも知れないよ」と言ってはみたものの、正体は現時点では不明らしい。
燃え尽きず、隕石として落下した「モノ」が見つかれば、正体がわかるだろうが。
先の掲示板では、質量10g程度以下かも、という推測も書かれていた。

いずれにせよ、太陽に接近した彗星からの噴出物か、小天体が火星や月に激突したときに飛散した岩石か、地球近傍を漂っていた小さなカケラが、地球の大気に突入して燃えながら落下したのである。
数万年か数億年か数十億年か判らないが、惑星間空間を漂ったそのカケラは、こうして地球の一部になった。
燃えてできた酸化物は地球の大気の循環により、やがて地上に辿り着くだろう。
雨や雪の核になったり、(もとのカケラに炭素が含まれていれば)二酸化炭素となって植物に取り込まれたり……。
ワシらの体を構成する物質の幾分かは、こうして宇宙を旅してやってきた物質に由来することは確実だ。

……な~んてことは、もちろん火球を目撃している間に考えたことではない。
今朝の通勤途上、クルマを運転しながら考えたことだ。
サクラの花咲く公園の横の道を走りながら、みんな宇宙とつながっているのだ、なんて考えた(もちろん、ここでいう「宇宙」は、観念的な宇宙ではなく、物質的・空間的に実在する宇宙のことだ)。

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