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2005/02/28

花粉症の季節到来

春一番も吹き、いよいよスギ花粉症のシーズンとなった。
@nifty花粉情報など見ても憂鬱になるばかりである。

会社の昼休みには、晴れていれば散歩、と決めているのだが、しばらくはお預けだ。
健康のための散歩で、アレルギー症状を起こしたのでは仕方がない。

いったいいつから花粉症になってしまったのかは不明だが、もともとハウスダスト・アレルギーはあった。
古い本の整理などを始めると、くしゃみ・鼻水・頭痛と、ひどい目に遭う。
だから、なかなか部屋の片付けが進まないのだ(もちろん、片付けをサボる口実でもあるのだ)。

耳鼻科で聞いたところでは、もともと鼻の構造が悪いそうで、ちょっと油断すると副鼻腔炎になる。
一度、三叉神経(顔面神経)が圧迫されるまで副鼻腔の炎症が進み、一晩中のた打ち回ったことがある。
そういう苦しい思いはもうしたくないので、鼻に悪いことは避けたいのだ。

散歩は気分転換を兼ねた運動としてとても優れている。
気分転換と体脂肪の燃焼、筋力の維持だけでなく、季節の移ろいや人の営みに関する、何かしらの発見があるからだ。
散歩に代わる運動は見つけにくいので、困っている。

それもこれも、スギが悪い。
というより、戦後の林野行政が悪いのだろうか?
間伐の不充分なスギ林で開花が多いという話を聞いて、スギにとっての環境……日当たりや、土や風通し……を悪くしているヒトに対するしっぺ返しのような気がしてきた。
生物は、環境が悪くて個体の成長が望めないとき、次の世代に運命を託すべく、子孫をたくさん作ろうとする。
園芸植物でも、花をたくさん咲かせたいときには、ちょっといじめてやるとよいのだ。
もちろん、適切なタイミングで待遇をよくしてやらないと、みすぼらしい花がたくさんつくだけだが。

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