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2004/07/09

人名漢字

人名として使える漢字を増やそうという案に対して、「姦」とか「屍」とかはいかがなものか、というクレームが来たとか。
まぁ、子どもに名前を付けるときにどんな漢字を使うかは親の自由なのだから、何でもよいのではないか、という気もするけどね。
常用漢字だけだって、「悪魔」とか「殺人鬼」とかいう名前を付けようと思えば付けられるわけだから。

親が子どもに対して、どんな思いを込めて名前を付けるか、ということが最も大切なのであって、「この漢字は使ってよいとお上のお達しがあったから使う」なんてものじゃないでしょう(私も人の親)。

それはそれとして、人名の漢字について困ってしまうのは、インターネットで「使えない漢字」が多いこと。
「高」の上のクチの部分が梯子状になっている「はしご高」とか……。
苗字だけでなく、名前についても、「昂」の異体字とか、たくさんあるし……。

JIS第1・第2水準に含まれていないけれど、メインフレーム・コンピュータの漢字コード表に加えられている漢字もある。
まぁ、コンピュータ・メーカー各社がいろいろ考えて追加したのだろうけれど、何せ独自なので、オープンな環境ではシステム開発担当者が苦労するのだ。
例えば、メインフレームから出力する宛名シールには旧字体で印字できるのだけれど、Webサイトに表示すると新字体になってしまうとか……。
これがクレームとなってしまう。
「宛名にはちゃんとした字で表示されるのに、Webサイトでは表示できないとは、アンタの会社のコンピュータはどうなっているのか?」
そう言われても、困ってしまいますがな。
そういうもんなんです、日本のコンピュータ&ネットワークの環境というものは。
何しろ官僚は……(愛国心に関する皮肉を書こうと思ったけれど自粛)。

えーと、人名漢字を定める役所と、コンピュータの規格を定める役所との間での調整を密にして欲しいものだと思うのだけれど、無理な注文なんだろうか?

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