2018/12/01

庭で昼飯

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カミさんとムスメたちが出かけて一人の休日、天気が良いので庭で昼飯を食った。
庭にガソリンコンロ(コールマンのツーバーナー)を持ち出して、昨日食べ切れなかったシチューの鍋を火にかけた。
ツーバーナーを使ったのは、非常用炊飯用具の点検を兼ねているからだ。
まぁ、気分の問題でもあるけどね。

シチューにご飯とチーズを加え、温まったところで鍋を抱えて食った。
この時期、晴れて風が穏やかな日は庭で過ごすのが気持ち良い。

何と言っても、カやハエがいないのが良い。
飛んでいる虫は蛾やハナアブくらいかな、と思ったら、アカトンボが飛んできて、エアコンの室外機にとまった。
羽の影を見ると、ボロボロだった。

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今日から12月。
虫の少ない、静かな季節がやってくる。

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2018/11/25

タネツケバナはタネを飛ばす

種子を飛ばすタネツケバナのスロー動画。はっきり飛んで行くのが見えるのは、種子(タネ)ではなく果皮(さやの皮)だけど。

動画を再生できないときはダウンロードしてください(7.76MB)

種子が成熟したタネツケバナのさやに触れたときに果皮が巻き上がり、種子が飛ばされる。

果皮も丸まって飛んで行くことが多いのだが、次の写真のように残っている場合もある。

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ところで、この写真は今日ウチの庭で撮ったもの。
タネツケバナの名の由来は、イネのタネを水に浸けて苗代を作る時期に咲くということなので、春の花だ。
まぁこのところ、温暖化のせいだかなんだか、春の花が冬に咲くのも珍しくないが。

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2018/11/24

クイズの漢字にゴシック体は不適切

テレビのクイズ番組で、書き順の問題にゴシック体が使われているとガックリくる。

次の図の書体は、テロップなどにもよく使われるモリサワの「新ゴ」だが、「北」や「ム」をこんなふうに書く人がいるだろうか?
「糸」の画数は6画なのだが、ゴシック体だと8画のように見えないか?

ゴシック体は「見るため」「読むため」の文字であって、「書き文字」ではないのだ。

K_shingo

次の図はAndroid スマートフォンなどで使われている Google の Noto というゴシック体(Adobe の「源ノ角ゴシック」も同じ字形)。
やっぱり、ゴシック体のデザインだと、見たり読んだりすることには適しているが、書く文字の形ではない。

K_noto

では、明朝体ならどうだろう。
iPad では次の図のヒラギノ明朝(大日本スクリーン製造)も表示できるが、明朝体もはやり「見る/読む文字」である。

K_hiragino_mincho

次の図は、書籍によく使われるモリサワの「リュウミン」。
大変読みやすい書体だが、やはり画数は正しくない。

K_ryumin

次の図は、楷書体(モリサワの「正楷書体CBSK1」)。
「書き文字」をもとに作られているので、画数などは正しいが、デザイン上「ため」が多いようだ。

K_cbsk1

そこで、小学校の教科書では、「書き文字」のお手本となる教科書体が使われる(次の図はモリサワの「教科書体ICA」)。
「北」や「ム」の形は手書き文字の通りだし、「糸」の画数も正しい。

Kyokasho_ica07

ただし、印刷物である教科書の文字は、デジタルデバイスの画面では読みづらい場合がある、ということで開発された新しい教科書体もある。

次の図は、タイプバンクの「UDデジタル教科書体」で、デジタル教科書でも読みやすく、ディスクレシアの人にも配慮された字形となっている。

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UDデジタル教科書体は Windows 10 にも標準搭載されるようになったので、もっと使われても良いと思う(モリサワやタイプバンクの宣伝をしようと思っているわけではないけどね)。

少なくとも、クイズで教科書の漢字を出すときには、教科書体を使って欲しいもんである。


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2018/10/30

『核攻撃から身を守ろう!』を読んだ

やはり原子力関係の人は、核兵器と「原子力の平和利用」は違うことを強調したいのかなぁ。
ホルミシス効果を持ち出して飯舘村がいちばん健康に良い村かも、とか書いてるし。
だったら、原発推進派の人達はこぞって福島へ移住すればいいのに。

ホルミシス効果については、『放射能と人体』(落合栄一郎著、講談社ブルーバックス)では、否定的だ。広島・長崎の被爆者の調査報告書をもとに、極低線量被曝でもガンによる死亡率が増える傾向にあると推定される。
何しろ内部被曝については、まだわからないことが多いのだ。

さて、この本を買ったのは、本当に核攻撃から身を守ることができるのか、直撃を食らわず生き延びたとして、どうすれば文明を再建できるのか、知りたかったからだ。
しかし、残念ながら満足のいく解答は得られなかった。

直撃を受けず生き延びた場合、約2週間シェルターにこもれば、環境中の放射線量は1000分の1になり、外へ出て活動できるようになるそうだ。
核の冬とか、内部被曝による長期的な影響がなければ、の話である。
非環境科学系、非生物科学系の人は、「一時的な外部被曝」以外の影響を軽視しているように思える。

それはさておき、やっぱり核攻撃から身を守る方法はシェルターかぁ。
確かに、日本では原発事故も火山噴火もあるから、シェルターの必要性も理解できる。
世界中の指導者が正気になれば核攻撃に対するシェルターは必要なくなるが、火山はなくならないからね。
それに、原発をすべて廃炉にしても、放射性廃棄物は残り続けるわけだし。

まぁ、シェルターにこもって生き延びるという選択肢のほかに、世界がしくじったら死んじゃうほうがいい、という考えかたもあるかなぁ。
それも無責任だから、核廃絶のために運動するとか、核軍縮に積極的な候補者に投票するとか、そのほうが建設的だよね。

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2018/10/28

映画『エリジウム』を観た

SF的な設定はいいのに、CGやSFXの質はいいのに、そして豪華名優を並べているのに、B級感が否めない、という点で『アルマゲドン』に通じるところがあるかも。

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まず、宇宙を描けてない。
上の図でスペースコロニーに接近するシャトルは、当然前方に噴射して減速していないと変だ。ところがエリジウムに接近するシャトル(映画ではこの図のようなわかりやすい形ではなくて、もっと凝っているが)は、まるで大気中のジェット機のように後方に噴射し続けているのだ。

それだけでなく、コロニーの居住区の上に着陸しちゃう。
いやいや、コロニーのトーラス(円環)に内側からランデブーするには、かなり複雑な軌道操作が必要で、燃料も浪費するだろう。
だから普通、宇宙船やシャトルはハブ(車軸)にドッキングし、人や物資はスポークを通じてトーラスに降ろすはずだ。

そもそも、トーラスの居住区の「空」が宇宙に解放されているのが変だ。
トーラスの遠心重量が1Gだとしても、数十~数百メートルの壁では、空気の漏出は防げない。
エベレストの頂上だって空気が(薄いけど)あるのだから、空気を留めるための壁の高さは1万メートル以上必要だろう。
そんな壁を作るより、天井を作って密閉したほうがいい。

密閉しなければならない理由はほかにもある。
紫外線や放射線への対策だ。せめて天井をUVガラスにしないと、イリジウムの住人は日焼けや皮膚ガンで苦しむことになる(すぐ治療できるのかも知れないが、苦しむだろう)。
じつはUVガラス程度では太陽からの荷電粒子などは防げないので、コロニーの居住区への光は、二つの反射鏡を使って取り込むことになる。
そのしくみは、ホーガンの『未来の二つの顔』にわかりやすく描かれている(星野之宣が漫画化している)。

・・・という具合で、ツッコミどころ満載なのである。
まぁ、ツッコミを入れることを楽しむ映画だと思えばいいのだが。

名優を生かしきってない点も残念だ。
『コンタクト』で科学者を演じていたジュディ・フォスターが冷徹な長官なのは新鮮で面白かったのに、あっさり死んじゃうし。
同じく『コンタクト』で盲目の科学者、『ブラックホーク・ダウン』では果敢な軍曹を演じていたウィリアム・フィクナーが人間味のないCEO役で、やっぱり死んじゃうし(しかもシャトルの座席に座ったまま)。

もうちょっと、兵器や人体破壊とは別のところにSF的なネタが欲しかったかなぁ。

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